犬が『愛情不足』になっている時の初期症状4つ!早めに気付いて適切な対処を!

犬が『愛情不足』になっている時の初期症状4つ!早めに気付いて適切な対処を!

あなたはの愛犬は、愛情不足のサインを見せていませんか?愛情不足が長期化すると、心身のバランスを崩すこともあるので軽視しないようにしましょう。この記事では、犬が『愛情不足』になっている時の初期症状についてご紹介します。

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『愛情不足』が愛犬の心身の健康を損なうことも

ソファーに寝そべって寂しそうな顔をする犬

犬は飼い主さんとのスキンシップやコミュニケーションの機会が減ると、愛情不足を感じます。愛情不足は犬のストレスとなり、重度になると下痢、嘔吐、血尿、脱毛、常同障害(生活に支障を来すほど、同じ行動を繰り返す心の病気)などを起こし、犬の心身の健康を大きく損なう可能性があります。

ですから、飼い主さんは愛情不足にならないように心がけるとともに、もしも愛情不足になってしまったときは早めに気付いてあげることが大切です。そこで今回は、犬が『愛情不足』になっているときの初期症状をご紹介したいと思います。

犬が『愛情不足』になっているときの初期症状

自分の足先をなめるポメラニアン

①仮病を使う

飼い主さんにあまり構ってもらえず、愛情不足を感じたときに、犬は仮病を使うことがあります。飼い主さんの仕事が忙しいときや、新しい家族やペットが増えたときなどに多く見られます。

飼い主さんの気を引きたい一心で、元気がないふりをしたり、足を引きずったりします。過去に病気やケガをしたときに飼い主さんに優しくしてもらった経験から、また同じ状況を作ろうとするのです。

仮病は飼い主さんに注目してもらえなければ意味がないので、飼い主さんや家族の前でだけ病気やケガのふりをするのが特徴です。

誰もいない場所や誰も見ていないときでも元気がなかったり足を引きずっていたりするのなら、本当に病気やケガをしている可能性が高いので、早めに動物病院で診てもらいましょう。

②体の一部をなめる、尻尾を追う

犬は退屈なとき、自分の足先など体の一部をなめたり、尻尾を追ったりして暇つぶしをすることがあります。このときに飼い主さんが「ダメよ」とか「どうしたの?」などと声をかけると、注目してもらえたとうれしくなって、飼い主さんの気を引きたいときにこれらの行動をするようになることも。

また体の一部をなめ続けたり、尻尾を追い続けたりする行動は、愛情不足などが原因のストレスサインであることもあります。異常な頻度や持続時間で繰り返している場合は、常同障害に発展している可能性が考えられるため、早めに獣医師に相談を。

③いたずらをする

愛情不足を感じている犬は、飼い主さんの目の前でわざといたずらをすることもあります。飼い主さんのスリッパや靴、メガネなどをかじったり、くわえて走り回ったりして、飼い主さんの気を引こうとするのです。

いたずらを目撃した飼い主さんが「コラッ!」と叱ったり、追いかけたりすると、犬は「構ってもらえた」とうれしくなります。

④トイレを失敗する

愛情不足が犬のストレスになっているとき、そのストレスを解消するために、トイレ以外の場所で排泄するようになることがあります。この場合、愛情不足が解消されれば、トイレの失敗も改善されることが少なくありません。

トイレを失敗したときに飼い主さんが騒いだという経験を持つ犬は、飼い主さんの気を引くためにわざとトイレを失敗することもあります。トイレを失敗すれば飼い主さんに注目してもらえると学習しているのです。

「愛情不足かも…」と感じたら?

ソファーに座って飼い主と見つめ合うビーグル犬

これまでご紹介してきたような症状が愛犬に見られる場合は、愛情不足になっているのかもしれません。「愛情不足かも…」と感じたら、積極的に愛犬とふれあう時間を増やすようにしましょう。

飼い主さんが平日忙しいと、「週末にまとめて遊ぼう」と考えてしまいがちですが、犬は1週間に1度1時間構ってもらうよりも、短時間でも毎日構ってもらう方が愛情を感じることができます。また休日と平日の落差が大きいと、それがストレスにもなってしまいます。

愛犬とふれあうときは、「ながら」は厳禁です。スマホを見ながら、あるいはテレビを見ながら適当に接していては愛情は伝わらず、愛犬の不満が募ります。しっかりと愛犬と向き合って愛情を伝えましょう。

まとめ

飼い主と散歩を楽しむサモエド

犬は何歳になっても、飼い主さんの愛情を感じたいと思っています。そして愛情不足を感じると、ご紹介したような症状を見せます。これを見過ごすことなく早めに対処して、愛情不足を解消しましょう。

でも何よりも重要なのは、普段から愛犬と向き合う時間を大切にして、愛情不足にならないようにすることです。いつまでも、変わらぬ愛情を注ぎ続けましょう。

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