犬の爪切り、しないとどうなる?必要な3つの理由

犬の爪切り、しないとどうなる?必要な3つの理由

爪切りが必要ない犬もいるって本当!?「犬の爪切りをしないと起こること」「犬の爪切りが必要な理由」この2つのことについてまとめました。なぜ爪切りが必要ない犬もいると言われるのか、その理由についてもご説明します。

お気に入り登録
SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬の爪切りをしないと起こること~爪切りが必要な理由~

床に寝て伸びをする柴犬

愛犬の爪切りが苦手な飼い主さんは多いものです。自分で愛犬の爪切りをしてあげることができないため、トリマーさんや獣医さんにお願いし、月に一回、爪切りをしてもらっている、という方もいらっしゃると思います。

一方で、サロンや病院へ行くことが面倒になり、しばらく愛犬の爪切りをしなかったことで、とんでもないことが起きてしまった、という経験をされる飼い主さんがいらっしゃいます。どのようなことが起きてしまうのか、実際に起きてしまった出来事をもとに、爪切りが必要な理由についてご説明しましょう。

1.血管が伸びてしまう

犬の爪切りをしないでいると、爪の血管も伸びます。ただし、無限に伸び続けるわけではありません。ある一定の長さまで血管は伸びます。しかし、血管が伸びてしまった後、爪を短く切ろうとしても、血管の手前までしか切ることができず、安全な長さまで切ることができなくなってしまう可能性があります。

そうすると、滑りやすくなってしまったり、転倒しやすくなってしまうなど、歩行に影響を及ぼすことがあります。骨や関節にも負担がかかりやすくなります。だからといって、爪を安全な長さまで切ろうとし、少しでも血管を傷つけてしまうと、出血や痛みを伴うため、犬に苦痛を与えてしまいます。

2.神経が伸びてしまう

犬の爪切りをしないでいると、血管だけではなく、爪の神経も伸びます。無限に伸び続けるわけではありません。ある一定の長さまで神経は伸びます。

そして、血管と同じように、神経の手前までしか切ることができず、安全な長さまで切ることができなくなってしまう可能性があり、歩行や骨や関節に影響を及ぼすことがあります。トリマーさんや獣医さんによって、長く伸びた爪が犬に悪影響を及ぼすと判断された場合、血管や神経を傷つけてでも、爪を短く切る、という処置が行われることがあります。

3.爪が肉球や皮膚に刺さる

犬の爪切りをしないでいると、爪が少しずつ巻くように伸び、肉球や皮膚や突き刺さります。爪が肉球や皮膚に突き刺さった状態で病院へ来るケースもあります。

なぜ、そのような状態になるまで飼い主さんや家族は気づいてあげることができなかったのか、不思議なくらいですよね。外で飼われ、鎖やリードに繋がれたまま、お散歩にも連れて行ってもらえない、お手入れをされたこともない、そんな犬に多いようです。

爪切りが必要ない犬もいる!?

爪の黒い犬の両手

結論から言うと、爪切りが必要ない犬もいます。私の愛犬(体重15kg)を例に取り上げて説明しましょう。

犬の手足には、4本ずつ爪があります。歩行するとき、地面に触れる爪です。そのため、お散歩や運動をするたびに、自然と削られ、爪が伸びないことがあります。私の愛犬(体重15kg)は、手足に4本ずつある地面に触れる爪は、7年間、一度も爪切りをしたことがありません。

お散歩のときにアスファルトで削られているようで、血管ギリギリまで削られています。これには、体重も関係するようで、ある程度の体重があることで、地面で爪が削られ、爪が伸びることがないようです。

手足に4本ずつある地面に触れる爪は、確かに地面で自然と削られることがあります。だからといって、爪切りをしなくても良いということではありません。爪が伸びたままの状態でお散歩や運動を行うと、地面に触れたときの衝撃によって、爪が欠けたり折れたりしてしまうことがあります。

爪切りが全く必要ないわけではない

犬の手足にある爪の中で、もう1本、思い出しませんか?地面に触れることのない「狼爪(ろうそう)」の存在です。足には狼爪を持たない犬がほとんどですが、手には狼爪を持つ犬が多く、犬の親指と表現されることもあります。爪切りが必要ない犬もいるとして、私の愛犬(体重15kg)を例に取り上げましたが、狼爪ばかりは切らないわけにはいきません。1ヶ月に一回、もしくは2ヶ月に一回、狼爪の爪切りをしています。

まとめ

両手をあげたチワワ

犬の爪切りをしないでいると、

  • 血管が伸びてしまう
  • 神経が伸びてしまう
  • 爪が肉球や皮膚に刺さる

などの問題が起こります。犬の爪切りが必要な理由は、このような問題を起こさないためです。決して、見栄えを良くするためではありません。犬の安全と健康を守るためです。定期的に爪を切るようにしましょう。自宅で切ることが難しい場合は、トリミングサロンや動物病院で切ってもらいましょう。

はてな
Pocket
はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。