犬が『日向ぼっこ』をする3つのメリットと注意すべきこと

犬が『日向ぼっこ』をする3つのメリットと注意すべきこと

日向ぼっこは愛犬の健康の維持に役立ちます。『日向ぼっこをするメリット』についてまとめました。日向ぼっこをさせるときに注意すべきことについてもぜひご参考ください。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.犬が日向ぼっこをすると、皮膚病の予防になる!

芝生に立つ笑顔のポメラニアン

日向ぼっこをさせるときに気になるのが紫外線ですね。“犬にも悪影響を及ぼすものなのではないか”と、心配される飼い主さんもいらっしゃるはずです。実は、紫外線には殺菌効果があり、愛犬にも適度な日向ぼっこをさせ、皮膚に適度な紫外線を浴びることで、雑菌やカビ菌などの菌から皮膚を守ることができます。

自宅でシャンプーをする時間を作ってあげることができないとき、まだまだトリミングの日まで長いな…というときなど、洗ってあげる代わりに日向ぼっこをさせてあげることで、皮膚の健康の維持に役立ちます。

2.犬が日向ぼっこをすると、心が穏やかになる!

室内で日向ぼっこをする柴犬の影

日向ぼっこをすると、目が太陽の光をとらえます。そうすると、犬の脳内では、セロトニンというホルモンの分泌が活発になります。私たち人間にも同じことが起きることで知られています。セロトニンは、心を落ち着かせる作用や興奮を抑制する作用のあるホルモンです。

適度な日向ぼっこを習慣とし、脳内でのセロトニンの分泌が活性化されている犬は、心が穏やかでいられます。よく眠ることができ、身体の疲れもしっかり癒すことができます。

セロトニンと犬の問題行動の関係

セロトニンが不足している犬には、問題行動がみられることがあります。室内で過ごす時間がほとんどで、庭に出ることもなく、あまりお散歩へも行っていない、そんな犬に多いです。

飼い主さんの姿が見えなくなると不安になり、鳴き続けたり吠え続けたり、情緒不安定になってしまうことがあります。興奮しやすくなってしまったり、その興奮を制御することができなくなってしまうことがあります。眠ることができず、夜鳴きをするようになってしまうことがあります。セロトニンの不足が問題行動の原因なのであれば、適度な日向ぼっこをすることで、改善される可能性があります。

3.犬が日向ぼっこをすると、免疫力が高まる!

芝生の背景、笑顔のダックス

日向ぼっこをすると、犬のカラダの中でビタミンDが作りだされます。ビタミンDは、免疫力を高めるためのサポートをしてくれる栄養素です。また、カルシウムを吸収するときにもサポート役として働いています。また、犬の骨を丈夫にしてくれる働きを持つ栄養素でもあり、愛犬の健康を維持するために必要不可欠な栄養素だと言えます。

クル病の予防にも!

子犬に多くみられるクル病という病気があります。関節が膨らむ、四肢が変形する、痛みがある、骨折しやすくなる、ふらつくなどの症状が起こります。主な原因は、日向ぼっこが不足したことで、ビタミンDの生成(合成)までもが不足してしまったことです。子犬のカラダの中でビタミンDが十分に生成されず、骨石灰化が阻害され、発症するとされています。

愛犬に日向ぼっこをさせるとき、注意すべきこと

ジャックラッセルテリアと背後にリードを持つ人

お散歩の時間

毎日のお散歩を習慣にしている犬であれば、十分に日向ぼっこをすることができているのではないでしょうか。しかし、夏の暑い時期、日中のお散歩は、肉球の火傷や熱中症のリスクが高まります。大変危険ですので、やめましょう。

避暑地と日陰

庭やベランダで日向ぼっこをさせるときは、避暑地を作っておきます。家の中に入れるよう、窓を開けておくのも良いです。日向ぼっこ中、暑くなってしまうことがあります。日陰で休めるようにしてあげるようにしましょう。新鮮なお水もたっぷりと用意しておくとさらに良いです。

老犬の見守り

老犬や身体に不自由のある犬が日向ぼっこをするときは、決して目を離してはいけません。10分くらいなら大丈夫だろうと庭に出し、日向ぼっこが原因で熱中症になり、亡くなってしまった犬がいます。呼吸が異常に荒くならないかなど様子をよく観察し、すぐに涼しい場所へ移動させることができるよう、見守り続けましょう。

まとめ

ウッドデッキで日向ぼっこをする白いテリア

犬が日向ぼっこをするメリットには、

  • 皮膚病の予防になる
  • 心が穏やかになる
  • 免疫力が高まる

などがあり、どれも愛犬の健康の維持に役立つものばかりです。日向ぼっこの不足が、愛犬の健康を阻害してしまうことだってあります。室内で、日の当たる場所に座っているだけでもOKです。日の当たる窓辺でお昼寝をするだけでもOKです。日向ぼっこが難しくなる夏の暑い時期は、朝のまだ日差しが弱い時間にお散歩に出かける、というのもおすすめです。

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