遡ること1980年ごろのワンちゃんの平均寿命は4.4歳、1990年ごろは8.8歳でした。
しかし現在は、犬種により様々ですが平均して約13歳といわれています。これは昔はなかったワンちゃんに対する健康意識の変化が最も起因しています。今回は様々あるワンちゃんの寿命を伸ばすためにしなくてはいけない事の中でも特に意識すべきことについて見ていきたいと思います。
犬を長生きさせるために必ず意識すべき秘訣1:適度な運動をさせる
ワンちゃんを長生きさせるために意識しなければいけないことは適度な運動をさせるということです。運動といっても散歩や家の中でのボール遊びで構いません。動くことにより足や体に適度な筋肉がつき、脂肪も燃焼するため肥満になるリスクを減らすことができます。
ただしダックスやコーギーなどの胴長のワンちゃんは段差の登り降りによりヘルニアになる可能性が高いといわれているため、遊ぶ際はそのような動きを取らないように飼い主さんの方で工夫してあげてください。
犬を長生きさせるために必ず意識すべき秘訣2:食事に気をつける
意識すべき秘訣として次に紹介するのが食事に気をつけてあげることです。
必要以上にご飯をあげてしまうと肥満体質になり健康問題が生じる確率があがってしまいます。また、人間の食べ物を欲しがってきた場合に必ず与えたり、余り物をワンちゃんに与えている習慣があるならば長生きしてもらうためにはそれらをやめた方が良いかもしれません。
人間の食べ物の中には高タンパク質の物もありワンちゃんの体に良い物もあるかもしれません。しかし、基本的にワンちゃんの体にとって高カロリーや高塩分、高糖分になりがちです。
また、人間の食べ物の味に慣れてしまうとドッグフードをあまり食べなくなる恐れもあり、その習慣がストレスに繋がってしまう恐れもあります。
犬を長生きさせるために必ず意識すべき秘訣3:過度のストレスを与えない
ストレスフリーの生活をワンちゃんに送ってもらうのも長生きにはとても大事なことです。ストレスにより、体に異変が生じるワンちゃんも少なくありません。過度のストレスのない穏やかな生活を送ることによりノビノビと暮らせることからワンちゃんの長生きにはとても重要です。
犬を長生きさせるために必ず意識すべき秘訣4:異変があれば病院に連れて行く
ワンちゃんの様子がいつもと違っていたら飼い主さんは様々な行動をとると思います。とりあえず様子を見たり、ネットや本で調べたり、もしくは知人で詳しい人に話を聞くなどすることもあります。しかし、明らかに様子がおかしかったらまずは獣医師さんに相談してください。
そこで何かワンちゃんに関する重大なことが発見されるかもしれません。何もなければワンちゃんの様子が元に戻るまでそばにいてあげたら次第に良くなりますし、ワンちゃんも大好きな飼い主さんがそばにいてくれて安心するはずです。
このようにワンちゃんのことを普段からよく見ることも長生きにはとても重要です。
まとめ
家庭で暮らしているワンちゃんは人間と違い自分の思い通りにしたいことができるわけではありません。そのため飼い主さんがワンちゃんに対して常に気をかけることにより、ワンちゃんも穏やかに暮らせ長生きすることが出来るようになると思います。