犬に入浴剤を使っても大丈夫?入浴剤を使う際の注意点や健康効果、おすすめ商品をご紹介

犬に入浴剤を使っても大丈夫?入浴剤を使う際の注意点や健康効果、おすすめ商品をご紹介

日々の疲れを癒してくれる入浴剤。色々な香りや効果が期待できる入浴剤を犬に使っても大丈夫でしょうか?犬用の入浴剤はある?今回は、犬用入浴剤の種類や効果効能、注意点などをまとめました。

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犬のお風呂に入浴剤を使っても大丈夫?

犬のお風呂に入浴剤を使っても大丈夫?

疲れた体を癒してくれるなど、色々な香りや効能を楽しめる入浴剤ですが、シャンプーやリンス等は犬用がたくさんあるけど、犬用の入浴剤ってあるのでしょうか?

結論から言うと、犬用の入浴剤はあるのです。基本的には犬用の入浴剤を使うのがおすすめですが、人間用の入浴剤でも犬に使用できる商品もあります。ここからは、犬に入浴剤を使うことで得られる効果などをご紹介します。

犬用の入浴剤を使うことで得られる効果

犬用の入浴剤を使うことで得られる効果

犬用の入浴剤を使うことで得られる効果にはどのようなものがあるのかをご紹介します。

酵素の入浴剤でアトピー性皮膚炎改善

酵素の入浴剤を使うことによって、アトピー性皮膚炎を改善する効果が期待できます。

酵素の種類によって効能が変わりますが、「パパイン酵素」というパパイヤに含まれる植物性酵素は、肌の新陳代謝を促し、皮膚のケアに効果を発揮してくれると言われています。

アトピー性皮膚炎や乾燥肌の愛犬には、天然の植物性酵素が入っている入浴剤がおすすめです。

EM発酵エキス入りの入浴剤で老廃物や皮膚コンディション維持

乳酸菌を凝縮させたEM発酵エキスが入っている入浴剤は、シャンプーだけでは落としきれない老廃物や皮脂汚れなどを落とす効果があります。

犬臭さやベタつきで悩んでいる場合や、皮膚の乾燥を防ぎたい時に効果的。温浴のみで汚れを落とすことが出来るので、シャンプーが苦手な犬も体を清潔に保ってあげることができます。

炭酸泉の入浴剤は血行促進や保湿・保温効果あり

炭酸が含まれる入浴剤は、アルカリ性で炭酸の泡が角質を除去し、血行促進の効果があると言われています。

また、肌に潤いを与え、保温効果にも優れているため、愛犬が湯冷めすることも少ないでしょう。

犬用入浴剤の正しい使い方

犬用入浴剤の正しい使い方

犬は、皮膚がとてもデリケートな動物です。お湯の温度には注意しましょう。入浴時間の目安や入浴剤の使い方など、人間とは異なります。ここからは、犬用入浴剤の正しい使い方について紹介します。

「ぬるい」と感じる程度のお湯によく溶かす

犬の場合、お湯の温度は37℃位の「ぬるい」と感じる程度が適温です。また、入浴剤はしっかりと溶かしてから愛犬を入浴させることも重要。愛犬が好む香りの入浴剤を入れてあげることで、さらにリラックス効果も高めることが出来きます。

5~10分ほどつからせる

入浴時間は長くても10分程度にしましょう。愛犬が気持ちよさそうな顔をしていると、ついつい長風呂になってしまいがちですが、長時間の入浴のぼせてしまう原因になり危険です。10分以内を目安にするよう心がけましょう。

入浴中にマッサージする場合は、

  • 入浴剤を入れた湯船に浸からせる
  • 超小型犬や小型犬は5分、中大型犬は10分を限度に一旦湯船から上がらせる
  • マッサージをする
  • マッサージ後に再度入浴させる

のぼせてしまう危険性も回避することができる上、疲労回復や愛犬とのコミュニケーションも期待できます。

入浴剤の種類に応じて体を軽くすすぐ

入浴剤の種類によっては、お風呂から上がった後、軽くシャワーですすぐことが必要になります。入浴剤を購入する際は、洗い流しの有無も確認すると良いでしょう。

  • 5分~10分湯船に浸からせたら上がらせる
  • シャワーで軽く体をすすぐ
  • その後はしっかり体を乾かす

おすすめのペット用入浴剤5選

おすすめのペット用入浴剤5選

ペットにおすすめの入浴剤5選をご紹介します。

ペットエステ アロマバスソルト(ペット専用入浴剤)15g

こちらは、全6種の香りが楽しめる天然植物成分由来のバスソルトです。ココナッツ&バニラ、ラベンダー、ローズ、ムスクマロウ、カモミール、ペパーミント&ローズマリーの香りが用意されています。

かわいい犬のパッケージが特徴で、天然成分が肌のキメを整えてくれます。価格は165円とリーズナブル。全種類購入して愛犬が気に入る香りを見つけるのもおすすめです。

PetEsthe ペットエステ アロマ バスソルト 入浴剤 15g ラベンダーの香り

グルーミングタブ 重炭酸イオンケア浴剤 犬/猫他ペット用浴用化粧料 10錠 (ホットアルバム炭酸泉タブレット)

こちらの重炭酸のグルーミングタブは、錠剤タイプの入浴剤。デリケートな犬の皮膚に優しい弱アルカリ性で、皮膚の保湿だけでなく、皮脂の汚れやミネラル汚れなども落とせます。

グルーミングタブ 重炭酸イオンケア浴剤 犬/猫他ペット用浴用化粧料 10錠 (ホットアルバム炭酸泉タブレット)

イミューンナチュラル アニマー湯プラス 200ml

こちらは、別府天然温泉やプロポリスが配合され、体の外側からケアをすることを目指した入浴剤です。

この入浴剤はドッグサロンでも使われているほどで、効果にも定評があります。シャンプー前に浸からせることで、天然成分が皮膚や毛穴の汚れを浮き上がらせて洗浄効果がアップすると言われている商品です。

イミューンナチュラル アニマー湯プラス (200ml)

QIX PE ダーマモイストバス 400mL

こちらは皮膚の専門家が監修した入浴剤で、ホホバ種子油を使用し洗浄力がある上、皮膚にも優しい商品。

シャンプー後の保湿剤としても使用されるオーツ麦エキスやユーカリ葉エキス、ヒアルロン酸Na、セラミドNPなどが含まれており保湿効果も十分期待できます。

QIX PE ダーマモイストバス 400mL 洗浄保湿入浴剤 スキンケア リンス

ニコエコ(nicoeco) ペット入浴剤 天然酵素清浄剤

この商品は、信州の水と植物性の分解酵素を使った入浴剤。天然の分解酵素がしっかりと汚れも落としてくれるため、1本でシャンプーとリンスの役割をしてくれます。トリマーさんたちからも好評な入浴剤です。

ニコエコ(nicoeco) ペット入浴剤 天然酵素清浄剤

犬に入浴剤を使う時の注意点

犬に入浴剤を使う時の注意点

犬に入浴剤を使う時に気をつける点がいくつかあります。

犬が入浴剤を舐めたり誤飲しないようにする

入浴剤を足元に置いてしまうと誤って舐めてしまったり、タブ状のものであれば誤飲してしまう場合もあるため、置く場所は注意が必要です。

入浴剤の注意事項に、吐かせるなどの処置は不要と記載されていることがありますが、万が一誤飲してしまった場合、すぐに動物病院に連絡し、獣医師の指示を仰ぐことが大切。水を飲ませるなど素人判断で処置することはくれぐれも避けましょう。病院に行くまでの間に、できる処置がないかも必ず確認することが重要です。

皮膚病を抱えている場合は獣医師に相談する

愛犬が皮膚病などを患っている場合は、使用を控えましょう。入浴剤は主に保湿や保温、疲労回復などに使われますが、血行促進によって痒みを起こしたり、症状を悪化させてしまう場合があります。皮膚病やアレルギーのある愛犬に入浴剤を使う際には、事前に獣医師さんに相談することが大切です。

まとめ

お風呂上がりの犬

ペット用入浴剤は、ペットのデリケートな皮膚に合う優しいものや、香りを楽しめるものなど豊富にあります。

どんなに良い効果がある入浴剤でも、正しい使い方をしなければ逆効果なってしまことも。皮膚トラブルやアレルギーを引き起こしてしまったり、入浴後のケアを怠ることで愛犬にストレスを与えてしまうこともあるのです。

大切な愛犬が喜んでくれる入浴剤を選んで、正しいバスタイムを過ごして愛犬との絆も深まるといいですね。

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