犬にピザを与えてはいけない!誤食時の対処法や欲しがる時の対策

犬にピザを与えてはいけない!誤食時の対処法や欲しがる時の対策

あなたが食べているピザを愛犬に与えていませんか?実は、ピザは犬に与えてはいけない食品の一つです。ここでは、犬がピザを食べてしまったときの対処法や、ピザを欲しがったときの対処法について詳しく解説します。

なぜ犬にピザを与えてはいけないの?

なぜ犬にピザを与えてはいけないの?

人間が食べているピザを犬にあげたら、たいていの犬は喜んで食べるのではないでしょうか。なぜなら、ピザはさまざまな食材や調味料を使って、濃く味付けされた食べ物だからです。

人間がおいしいと感じる食べ物は、犬もおいしいと感じるはずです。しかし、食事をおいしくするために行われる方法が、必ずしも健康にいいとは限りません。

人間の健康にとってあまり好ましくないと言われているように、濃い味付けは犬の健康を害する原因になってしまうことがほとんどです。

簡単に言えば、味が濃いことと、様々な食材が使われていることが、犬にピザを食べさせてはいけない理由なのです。

犬がピザを食べることで起こりうるリスク

犬がピザを食べることで起こりうるリスク

ピザにはさまざまな種類があり、それぞれに多くの具材や調味料が使われています。

生地の上に乗っている野菜やピザ用チーズなど、目で見てすぐにわかる食材もありますが、見た目だけでは分からない食材や調味料も多くあります。

そのため、犬が人間のピザを食べると、以下のようなリスクがあると考えられます。

ピザの具材で中毒を起こす危険性がある

ピザには、犬が食べると中毒を起こす可能性のある食材がたくさんあります。

例えば、玉ねぎや青ネギ、にんにくなどのネギ類は、犬が食べると中毒を起こす代表的な食材で、玉ねぎそのものは食べなくても、ピザの耳には玉ねぎのエキスが含まれている場合もあります。

このほかにも、犬が中毒を起こす可能性のある食品はたくさんあります。

中毒により血液中の赤血球が破壊され、溶血性貧血を起こし、下痢、嘔吐、食欲不振、血尿、元気がなくなるなどの症状が現われます。ピザを食べてから12時間以上経過してから症状が現れることもあるので注意が必要です。

ちなみに、犬が中毒を起こす摂取量は、体重1kgあたり15〜30gと言われています。

肥満や病気の悪化につながる

ピザは油分を多く含む高カロリーな食品です。そのため、ピザを頻繁に食べると肥満になるだけでなく、過去に慢性膵炎や心臓病を経験した犬や現在それらの病気を患っている犬では、病状の急変につながる可能性があるため注意が必要です。

人間用のピザだけでなく、たとえ犬用であっても頻繁に食べさせることは避けましょう。

食物アレルギーを引き起こす可能性がある

ピザには、アレルギーの原因となる食材が含まれている場合があります。

アレルギー症状には、下痢、嘔吐、かゆみ、目の充血、元気がなくなる、などがあり、複数の原材料に対するアレルギーが同時に発生することもあります。

複数のアレルギーが同時に発症した場合、ショック状態に陥ることもあり、見た目だけではアレルギーなのか、他の病気なのか判断が難しい場合もあります。

塩分過多になる可能性がある

ピザといえばチーズがつきものの食品ですが、犬用チーズと違って人間用チーズは塩分や油分が多く含まれています。犬には、塩分の過剰摂取になるため、人間用のチーズは与えてはいけません。

偏食の原因になる可能性がある

犬がピザに食べ慣れてしまうと、ドッグフードを食べなくなることがあります。

私たち人間が美味しいものに慣れると、あっさりとした薄味のものを食べたくなくなるように、犬も濃い味に慣れると、味の薄いドッグフードや犬用食品を食べなくなる可能性は十分あります。

このことからも、たとえ犬用ピザであっても、頻繁に食べさせてはいけないということがわかります。

犬がピザを食べてしまったときの対処法 

犬がピザを食べてしまったときの対処法

ピザを犬の目の届かないところに置いても、ちょっとその場を離れれば、犬はその隙にピザを食べてしまうことがあります。犬がピザを食べてしまう時の状況はいろいろ考えられますが、その時々の状況に応じて対処するのが一番です。

ここでは、犬がピザを食べたときの対処法をご紹介します。

ピザの耳のみ少量食べた程度であれば自宅で様子を見る

犬がピザを耳だけ食べた、ピザを少し舐めただけなど、少量しか食べていない場合は、あまり心配する必要はないと思いますが、念のた動物病院に電話で相談しておくと安心です。

ただし、ピザを少量しか食べなかった場合でも、犬がいつもと違う様子があれば、早めに動物病院で診察を受ける必要があります。

下痢や嘔吐の症状がある場合は、吐物や便を動物病院に持参しておくと、診察や治療の役に立ちます。相談の電話や動物病院を訪れた際には、いずれの場合も、食べた時間、食べた量、その食品に含まれていた具材などを獣医師に伝えましょう。

危険な食材を食べた場合はすぐに獣医師に相談!

犬がピザを大量に食べた場合は、すぐに動物病院を受診してください。ピザに含まれる食材によっては、犬が重篤な状態に陥る可能性があり、大変危険です。特に、体力や抵抗力の弱い子犬や老犬は注意が必要です。

犬の体調の変化を数日間よく観察する

ピザを食べた直後、犬に異常がなくても、その後数日間はよく観察してください。アレルギーには、すぐに反応が出るものと、24~48時間後に反応が出るものがあります。

食べた直後に異常がなくても、時間が経ってから症状が出る場合もありますので、ピザを食べた後もしばらくは犬の様子を見ることが大切です。

犬がピザを食べたがる時の対策

犬がピザを食べたがる時の対策

犬に人間用のピザを食べさせてはいけませんが、市販されている犬用ピザや、家庭で犬のために手作りしたピザは、食べさせることができます。

市販の犬用ピザでも、手作りピザでも、アレルギーなどの様子を見ながら少しずつ与えることが大切です。アレルギー症状やその他異常が見られた場合は、早めに獣医師に相談する必要があります。

犬には犬用レシピで作られたピザのみ与える

犬用に作られたピザは、ペットショップやネット通販で購入することができます。

中には、犬用に電子レンジで温めるだけの便利なピザも売られています。愛犬にピザを食べさせる場合は、必ず犬用に作られたものを食べさせるようにしましょう。

また、インターネット上には犬用ピザのレシピが多数公開されていますので、愛犬にピザを食べさせたいと思ったら、自宅で自分で作ってみてはいかがでしょうか?

公開されている犬のピザの作り方には、さまざまなメニューがありますが、家庭で手作りする場合には、使用する食材の中に、犬にとって好ましくないものが含まれていないか、充分に確認しておくことが大切です。

人間用のピザは犬に届かない場所に置いて誤食を防ぐ

ピザに限らず、犬に触られて困るものは、普段から、犬の目が届かない所に片付けておきましょう。

「犬の体が小さいから届かないだろう」と思ってテーブルの上に置くと、椅子を使えば簡単にテーブルに上ってしまうこことがあります。危険な誤飲を防ぐために、飼い主は油断せず、十分に注意する必要があります。

コミフを利用する

犬にピザを食べさせたいと思ったら、「コミフ 」を試してみてはいかがでしょうか。

コミフとは「コミュニケーション+食べ物」という意味です。ピザ通販のピザーラでは、人間用と同じ基準・品質管理の食品工場で作られた犬用ピザを販売しています。

コミフであれば、犬と飼い主が一緒にピザを楽しむことができますよ。

まとめ

ピザを見つめる犬

本来、犬の食事はドッグフードと新鮮な水だけで良いのです。しかし、人間と同じように、犬にとっても食べることは楽しみでもあります。

犬が食べてもよいか、体への影響はないかなどを十分に検討した上で適切に与えられるのであれば、犬にとっての楽しみとしてドッグフード以外の食べ物や飲み物を、時々与えることは差し支えないでしょう。

人間用のピザには、玉ねぎなど犬に食べさせてはいけない食材や調味料が多く含まれています。また、塩分や油分も多く含まれているため、犬が食べると塩分や油分の過剰摂取になる可能性がありますので、犬に人間用のピザを食べさせてはいけません。

万が一、犬がピザを食べてしまった場合、食べた状況に応じた早急な対応が重要です。

ピザを食べさせたい場合は、アレルギーや食べ過ぎに十分注意し、食べられる食材で作った手作りピザや、市販の犬用ピザを食べさせるようにしましょう。

愛犬の健康を守ることができるのは、飼い主さんだけです。大切な愛犬を守るために、人間用のピザを与えないように心がけましょう。

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