犬を室内飼いするときの心得とは
近年、マンションなどの集合住宅が増加したために犬を室内飼いする家庭が多く見受けられるようになりました。
その上、外飼いは犬にストレスをかけてしまうともいわれています。
ですので、基本的には犬を飼うときは室内飼いが良いとされているのです。
そこで、犬を室内で飼う時に覚えておきたい心得を6つ、私の経験談も踏まえつつご紹介したいと思います。
1.構い過ぎに注意!
同じ家の中で犬と暮らしていると、どうしても犬のことが気になってしまい、知らず知らずの内に構い過ぎている場合があります。
ちやほやされてばかりいる犬は、問題行動を起こすようになることもあるので注意が必要です。
犬のストレスを減らすために室内飼いをしているはずが、飼い主の構い過ぎによってストレスを感じることになってしまったら元も子もありません。
室内飼いをする前に、予め犬との接し方を考えておくよう心掛けたいです。
2.犬が落ち着ける居場所を作る
犬は、自分の匂いがついた場所や狭いところを好む習性があります。
そのため、サークルやケージで犬が落ち着ける居場所を作ってあげましょう。
私ははじめ、なぜサークルやケージに閉じ込めなければいけないのだろうと不思議に思っていました。そんなことをしたら可哀想だと思い、家の中を自由に行動できるようにしていました。しかし、しつけの先生に「犬は自分のテリトリーを守ろうとするため、家の中を自由に行動できるようにすると家中を守らなければならないと感じてしまう。」とお聞きし、ハッとしました。すぐに柵を作り犬の行動範囲を狭めると、どうしたことでしょう!へそ天でぐっすり眠るようになったではありませんか!!
可哀想なことをしていたのは、私の方だったのです。
3.誤飲や誤食をさせない
犬の誤飲や誤食は、命に関わります。
犬は、想像以上に何でも飲み込んでしまいます。タオルやビー玉、私の知り合いの飼う大型犬はビンまで飲み込んでしまったことがあるそうです。ひどい場合は開腹手術をしなければならないため、常に家の中で誤飲の可能性のあるものに気を配る必要があります。
我が家は、ゴミ箱をフタ付きのものに替えました。それでも開ける可能性があるので、犬の届かない場所に置いています。
事前に危険を回避するよう心掛けましょう。
4.適温を保つ
犬にとっての室内の適温は20度前後、湿度は50%程度を目安に設定しなければなりません。
我が家では、まだ涼しいと思いクーラーを付けずに過ごしたことで、愛犬が熱中症のような症状を起こしてしまったことがあります。あんな可哀想なことを二度と起こさないために、温度&湿度計を置くようにしました。
犬にとっての適温を保つことは、飼い主として当たり前の義務です。
5.無駄吠えへのしつけ
犬は吠える動物です。しかし、マンションなどで室内飼いをしていると、無駄吠えには注意しなければなりません。
なぜ吠えているのか理由を突き止め、ご近所迷惑にならないようにしたいですね。
6.こまめなブラッシングを
犬を室内で飼うなら、こまめにブラッシングをするのを忘れてはいけません。普段からこまめにブラッシングをしていれば、抜け毛に関しての悩みは減るはずです。
ブラッシングをすることは、コミュニケーションにもなるので大切にしたいです。
まとめ
犬を室内で飼う時に覚えておきたい心得を6つご紹介しました。
愛犬が快適に暮らせる環境作りは、飼い主である私たちの大切な仕事です。犬と暮らす日々をより充実したものにするため、最低限の心得は覚えておきたいものですね。