冷静になって!犬にイライラしたときの絶対NG行為

暴力を振るう
言わずもがなですが、どんなにイライラして腹が立ったとしても、愛犬に対して殴る蹴るといった暴力を振るう行為は絶対にNGです。暴力は愛犬にただただ恐怖を与えて萎縮させるだけですし、ひどい場合にはトラウマを植え付けかねません。
必要以上に叱責する
犬が悪いことをしていた場合には毅然とした態度で叱り、それが悪いことであるということを教える必要があります。ですが悪いことを認識させるために叱るのと、飼い主さんが感情のままに怒るのは似て非なる行為です。怒声や罵声を浴びせたり、必要以上に威圧的に愛犬を叱責するのはもはや『言葉の暴力』であり、しつけとして機能するものではありません。
過去のイタズラや粗相を叱る
犬の時間は常に現在進行形。良くも悪くも、犬は過去を振り返るということをしないしできません。そのためイタズラや粗相は現行犯で叱って初めて意味があり、過去のイタズラや粗相を叱っても犬としては何で叱られているのか全く理解できないのです。帰宅したら愛犬が留守番中に部屋の中をぐちゃぐちゃにしているのを発見した、というのは『あるある』ですし、怒りと絶望が込み上げる気持ちはわかりますが、そのまま叱るのはグッと堪えましょう。
不機嫌をいつまでも引きずる
犬は飼い主さんに叱られたとしても、いつまでもしょんぼりはしていません。あっという間に切り替えていつも通りに振る舞っている姿を見ると、「こっちはまだ気持ちがおさまらないのに、調子のいいやつめ」とイラッとして冷たい態度をとりたくなるかもしれません。
ですが上述の通り、犬は過去を振り返ることができません。切り替えが早いのも仕方のないこと。飼い主さんがいつまでも不機嫌を引きずって冷たくしていると、犬はなぜ飼い主さんが怒っているのかわからず戸惑ってしまうだけです。
気をつけて!飼い主の不機嫌が愛犬に与える影響

犬はさまざまなことから人間の感情を読み取っています。そしてそれだけに心の機微にとても敏感です。飼い主さんのイライラや不機嫌は間違いなく愛犬に伝わっていると考えていいでしょう。
ストレスが溜まる
犬は群れで生活してきた本能から、群れが平和でいつも通りであることを望みます。群れがギスギスしていることはすなわち狩りの失敗を意味するからです。飼い主さんの機嫌が悪く家の中の雰囲気が悪いと、犬は強いストレスを感じざるをえません。
体調不良に陥る
ストレスが溜まると、犬の体調に影響が出る場合があります。嘔吐・下痢や食欲減退、明らかに元気がなくなるなどの症状があり、他の病気に心当たりがない場合は要注意です。
信頼関係が崩れる
暴力や叱責で犬に威圧感を与えると、犬は飼い主さんに裏切られたと感じて信頼をなくしてしまう場合があります。どんなに丁寧に築き上げてきた関係も、崩れるときは一瞬です。そして一度崩れた信頼を取り戻すにはかなりの労力が必要となります。
まとめ

もしどうしても愛犬に対する怒りが抑えられそうにないときは、ここでご紹介したようなNG行為を衝動的にとってしまう前に、愛犬と距離を置きましょう。家を出たり部屋に閉じこもったりして深呼吸し、気持ちを落ち着けて頭を冷やすことが大切です。冷静になって愛犬の可愛い写真でも眺めれば、きっと平常心を取り戻すことができるはずですよ。



