犬が飼い主を『玄関で待つ』理由4選

飼い主が外出先から帰ると、すでに愛犬が玄関で待っていた——という話は珍しくありません。ここでは、犬が飼い主を玄関で待つ理由を解説します。
1.1秒でも早く会いたいから
大好きな飼い主さんに早く会いたいという気持ちから、飼い主が帰宅するより前に玄関へ駆けつけ、1秒でも早く再会しようと待つ犬は少なくありません。
甘えん坊なわんこや寂しがり屋なわんこによく見られる傾向があり、犬によっては帰宅時間よりも数十分前から待ち続けていることもあるでしょう。
2.飼い主の足音が聞こえたから
犬は驚くほど遠くの音を聞き取れるだけでなく、特定の人の足音を聞き分ける能力も非常に高いと言われています。
毎回、なぜか飼い主が帰ってくると玄関で出待ちしている場合、外から聞こえてきた飼い主の足音を聞き分けて、「帰ってきた!」と嬉々として玄関に駆け寄っている可能性もあるでしょう。
3.飼い主の帰宅時間を把握している

ご飯や散歩の時間になると、時計が読めないはずの愛犬がソワソワし出すことはありませんか。同じように、犬たちは外の明るさや聞こえてくる音、匂いなどで大まかな時間を認識し、飼い主の帰宅時間を把握していると言われています。
そのため、飼い主が帰宅する頃になると、「そろそろかな」と立ち上がり、玄関に移動して帰りを待つのが日課になっている犬もいるのです。
4.不安から気持ちが落ち着かない
飼い主がいない寂しさと不安から、気持ちがなかなか落ち着かず、玄関付近でずっとうろうろ歩き回っている犬もいます。ペットカメラを取り付けているご家庭では、その様子が映っていることもあるかもしれませんね。
これは、1匹だけの状況に慣れていない犬によく見られる行動です。場合によっては、分離不安症を発症している可能性もあるので注意しましょう。
ずっとその場を離れずに待ち続ける心理は?

玄関で飼い主の帰りを待つ犬の中には、驚くべきことに飼い主がドアを出て行ってから、帰ってくるまでの間ずっとその場を離れずに待ち続けている犬もいます。
これは、玄関付近で待つことが日課となり、その場に居心地の良さを感じている可能性や、飼い主と離れることに強い不安や心細さを覚え、分離不安症を発症している可能性が疑われます。
後者の場合、強いストレスから体調不良や自傷行為(体を舐め続けて炎症を起こすなど)につながるリスクもあるため、普段からお互いの時間を意識的に設けるようにしたり、安心して過ごせる環境を整えるなどの対策が必要です。
犬が飼い主を玄関で待つ場合の注意点

犬が飼い主を玄関で待つときは、以下のことに注意してください。
- 脱走しないようにロックは二重にかける
- 玄関ドア前に柵を設ける
- 飛びつきを回避するためにコマンドを覚えさせておく
最も危険な状況は、脱走のリスクです。犬が自分でドアを開けることは滅多にありませんが、何かの拍子にうっかり開いてしまい、脱走してしまう事故は0ではありません。
しっかり鍵をかけることはもちろん、二重ロックにして「うっかり」を予防したり、玄関ドアの内側に柵を設けるなどして、二重三重に予防を張っておきましょう。
また、飼い主が帰宅すると、喜びから飛びついてしまう犬も少なくありません。飛びつきによって飼い主が転倒するリスクもあるので、柵を設置して、直接的な飛びつきを回避したり、落ち着きを取り戻すためにコマンド指示を覚えさせておきましょう。
まとめ

犬が飼い主を玄関で待つ主な心理は「1秒でも早く飼い主に会いたい」からです。可愛らしい理由ですが、脱走や分離不安、飛びつきなどのリスクが懸念されるので、しっかり対策を講じましょう。



