犬が『パニック状態』になっているサイン4選 落ち着かせるために飼い主がすべきことまで

犬が『パニック状態』になっているサイン4選 落ち着かせるために飼い主がすべきことまで

何かのタイミングで愛犬がパニックを起こしてしまったことはありませんか?いつもと違う愛犬の様子に飼い主さんもうろたえてしまいがちですが、こんなときはどう行動するのが正解なのでしょうか。対処法までまとめました。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

犬がパニックになっているサイン

怯えている犬

我を忘れて吠える

犬はパニックになると、とにかく激しく吠えまくってしまうことがあります。パニックを引き起こした原因を何とかして遠ざけようとし、威嚇の意味を込めて吠え立てるのです。

ですが原因によっては吠えたからといって遠ざけられるものではないため、「威嚇しているのに全然効果がない!」と更にパニックを助長してしまう結果になります。

突然走り出す

パニックに陥るとその場から離れたいという突発的な衝動から、撃たれたように走り出してしまうことがあります。特に危険なのは屋外の場合です。

愛犬の思いがけない力に飼い主さんの手からリードがすり抜けてしまったり、リードを掴んでいても激しく抵抗された末に首輪が抜けて走り出し、事故に遭ったり迷子になってしまうリスクが高いからです。

所在なく動き回る

パッと走り出すのとは異なり、うろうろと速足で歩き回っているのもパニックになっているときの行動です。一箇所に落ち着くことなく歩き回りながら、「ピーピー」「キュンキュン」などの頼りない鳴き声を上げていることもしばしばあります。

どこか安全な場所に身を隠したいけれど、どこに行けばいいかわからずにパニックを起こしているのです。

震えて動けない

パニックで突発的な行動をとる子がいる一方で、恐怖のあまりに動けなくなってしまう子もいます。ブルブルと体を震わせながら小さく背を伏せていたり、ベッドやソファの下に潜ってしまって呼んでも出てこないということもあります。

飼い主さんがパニックの犬にできること

女性に寄り添っている犬

無理強いしない

威嚇吠えは犬にとって「これ以上近づいたら攻撃するぞ」という最後通牒です。パニックになって吠えているときにむやみに手を出すと、我を忘れた愛犬に本気咬みされてしまう可能性も高く大変危険です。

震えて身を隠している場合も同様で、怯えている愛犬を可哀想に思って抱っこしてあげたいと思うかもしれませんが、無理に引っ張り出そうとすると攻撃されてしまうかもしれません。

愛犬がパニックになっているのを見ると、とにかく何とかしてあげたいと思うのが親心ですよね。ですが、いっぱいいっぱいになっている犬は何をするかわからないので、無理に落ち着かせようとするのではなく、そっとしておくことが大切です。

冷静にいつも通り振る舞う

愛犬のパニックに釣られてパニックになってしまう飼い主さんもいますが、それでは愛犬のパニックをエスカレートさせてしまいます。飼い主さんはあくまで冷静に構え、いつも通りに振る舞いましょう。

飼い主さんが平然としている様子を見て愛犬も「あれ、飼い主さんがいつも通りってことは何でもないのでは?」と我に返ることができるのです。

脱走対策をとっておく

これはパニックを起こす前の予防策となりますが、犬が苦手な雷や花火が鳴る夏は、犬の脱走事案が多く発生するという統計があります。戸締りはもちろん、柵の高さを点検しておく、お散歩中はダブルリードにするなど、もしものときのための脱走対策をしっかりとっておきましょう。

まとめ

身を隠している犬の鼻先

愛犬がパニックを起こしたとき、飼い主さんが上手に対処できるかどうかで経過は変わってきます。

正しく対応できれば愛犬からの信頼感もアップすること間違いなし。しっかり勉強しておきましょう。

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