犬が不安になってしまう『留守番環境』5選 外出前に必ずすべき安全対策とは?

犬が不安になってしまう『留守番環境』5選 外出前に必ずすべき安全対策とは?

本記事では、犬が不安になってしまう『留守番環境』の特徴をまとめました。どのような環境では犬が留守番に不安を感じてしまうのでしょうか。また、外出前に必ずすべき安全対策も解説します。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

犬が不安になってしまう『留守番環境』5選

ケージの中から見つめる犬

ひとりぼっちで過ごさなければいけない留守番環境は、犬にとって心地よく安心できる環境でなければ不安を増幅させてしまいます。ここでは、犬が不安になってしまう留守番環境の特徴を見ていきましょう。

1.あまりにも静かすぎる環境

犬は静かで薄暗い環境が落ち着くと言われています。しかし、ひとりぼっちの状況では、飼い主と過ごしている普段の環境と同じ状態が最も安心できる犬が多いです。

あまりにも静かすぎると、静かすぎる環境に慣れていない犬にとって、不安や寂しさを感じる要因になってしまいます。したがって、普段テレビをつけているご家庭では、テレビをつけっぱなしで出かけるなど、普段と似た状況を作ることを意識してみてください。

2.室温や湿度が適切でない

扇風機の風にあたる犬

室温や湿度が適切でないと、それだけで居心地の悪さや辛さ、不快感を覚え、ストレスを感じてしまいます。中には、その状況にトラウマを抱えてしまい、余計に留守番が苦手になってしまう犬も……。

最適な室温は20〜24℃、湿度は40〜60%程度を目安にしましょう。ただし、短頭種(パグやフレブル等)や高齢犬、子犬は体温調節が苦手なため、個体に合わせて微調整が必要です。

3.閉塞感のある狭い空間での留守番

留守番中、ずっと狭いケージの中に入れていると、退屈から強いストレスや寂しさを感じる犬は少なくありません。少しでも動ける環境であれば、ひとり遊びで気を紛らわせることができるでしょう。

イタズラをしない犬であれば、ある程度、リビング内で自由にさせてあげたり、ケージの中で留守番させる場合は、ケージやサークルの広さをより広くするなど、愛犬が快適に留守番できる環境を整えてあげましょう。

4.外の音が聞こえたり見えたりする環境

窓の外を眺める犬

臆病な犬や警戒心の強い犬の場合、外の音が聞こえたり、外を歩く人の姿が見えたりするだけでも、警戒心が高まり不安になってしまうことがあります。

愛犬の性格をよく理解した上で、臆病なわんこや警戒心が強いわんこであれば、なるべく外の音が聞こえないようにシャッターやカーテンを閉めてあげるなど、対策してください。

5.気を紛らわせるものが全くない

ひとりぼっちで留守番しているわんこの場合、暇つぶしできるものがないと退屈でストレスを感じてしまいます。退屈さは、他の要素を不安に感じさせる原因にもなるので、お留守番前に退屈凌ぎになるおもちゃなどを用意しておくと安心です。

ひとりで遊べる知育玩具や、飼い主さんの匂いがついたタオルなどを用意するのも一案ですが、布製品を噛みちぎって飲み込む癖がある子の場合は、誤飲・窒息の危険があるため避けてください。

外出前に必ずすべき安全対策とは

おもちゃでひとり遊びする犬

愛犬に安心して、快適にお留守番してもらうためには、外出前に必ずある程度の対策や準備を整えておくことが大切です。

  • 快適な室温や湿度に調節する
  • イタズラできるようなものは片付けておく
  • 入ってほしくない場所には柵(ゲート)を設置する
  • ひとりでも安全に遊べるおもちゃを用意しておく
  • 自分で体温調節できるように暑さ(寒さ)対策を準備する
  • 家族がいる時と同じ環境を整える

まずは上記のポイントを押さえながら準備を進めてみましょう。快適な環境を整えるだけでも、犬にとって不安要素や退屈要素が減り、少しずつ留守番に慣れていくことができます。

特に、部屋の中でフリーにさせている場合は、イタズラしそうな場所や物を片付けておくことが非常に重要です。配線コードや食品、薬、電池、ゴミ箱などは、絶対に手の届かない場所に片付けましょう。

まとめ

ベッドで眠る子犬

いかがでしたか。犬が不安になってしまう留守番環境では、強いストレスや寂しさを感じやすく、留守番に対してネガティブな印象を受けやすくなってしまいます。留守番前は、しっかり快適な環境を整えて、安心して飼い主を待てるように準備してあげましょう。

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