犬に噛まれたときの『絶対NG行為』3つ 思わぬトラブルを引き起こすことも…

犬に噛まれたときの『絶対NG行為』3つ 思わぬトラブルを引き起こすことも…

愛犬や公園であった犬などに噛まれてしまうということは、めずらしいことではありません。この記事では、犬に噛まれたときのNG行動とその危険性を解説するので、ぜひチェックしておいてくだい。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

犬に噛まれたときの絶対NG行為3つ

男性の手を噛んでいる犬

1.噛まれた状態で無理に離れようとする

犬に噛まれたとき、驚いて慌てて犬を引き離そうとする人は少なくありません。

しかし、噛まれている腕や足を引っ込めようとしたり、噛んでいる犬の顔や体を押して引き離そうとしたりするのは大変危険です。

犬が噛みついている状態で離れようとすると、刺さっている歯によって皮膚が切り裂かれて傷が大きくなってしまうことがあります。

そのため、噛んできた犬から離れる前に、必ず口を開けさせて歯を皮膚から抜く必要があるのです。

犬が噛みついてきて歯を刺さっているときは、傷口を広げないように犬から離れないようにしたり、逆に犬の口に腕や足を押し付けたりするのがいいとされています。

物を投げたり音を出したりして犬の気を引き、噛んでいる力が弱まってから離れるようにしましょう。

2.大声を出す、犬の体を叩く

犬に噛まれたとき、恐怖や驚きから「キャー!!」と大きな声を出したり犬の体を叩いてやめさせようとしたりすることもあると思います。

しかし、こうした反応をすると犬が余計に興奮してしまって、噛む力が強くなったり何度も連続して噛みついてきたりすることがあるので注意しましょう。

噛まれたときにもうしないようにと強く叱りつけたり、同じように噛みついたりといったしつけ方法もあるようですが、噛んできた犬の興奮状態を助長する恐れがあるのでおすすめしません。

噛まれて慌てる気持ちを少し抑えて、まずは犬から静かに離れてまた噛まれてしまうことのないように安全を確保しましょう。

その上で傷口を洗ったり止血をしたりといった処置をしてください。

3.相手の犬の素性を確認しない

犬に噛まれると、その犬が持つ菌やウイルスによって様々な病気になってしまう可能性があります。

犬にとっては害のない細菌でも人間にとっては大きなトラブルを招くことがありますし、人獣共通感染症にかかってしまうことも考えられます。

そのため、犬に噛まれたときはそれらのリスクがないかをしっかりと確認しなければなりません。

愛犬以外の犬に噛まれた場合は、まず安全な距離を確保し、相手の飼い主からその犬の健康状態や狂犬病ワクチン接種状況、連絡先を必ず確認してください。

そして、相手の飼い主の連絡先を必ず確認して、いざというときに連絡を取れるようにしておきましょう。

犬に噛まれたときの適切な対処法

手を洗い流している様子

犬に噛まれたあとは、まずしっかりと傷口を洗い流して洗浄しましょう。

犬の口内には様々な菌がいるとされているため、噛まれるとその傷口に入り込んで感染してしまう恐れがあります。

そのため、傷の化膿や感染を防ぐために、しっかりと流水で傷口を洗い流します。

傷が小さく流血の量が少ない場合でも、皮膚が傷ついている場合は、必ず洗うようにしてください。

その後、ガーゼなど清潔な布で傷口を押さえて圧迫し、止血します。ガーゼや絆創膏で傷を覆い、雑菌が入り込まないようにしましょう。

愛犬以外の犬に噛まれた場合や傷が深く出血が多い場合、傷の周辺に腫れや熱がある場合、子どもや高齢者など免疫力が低い人が噛まれた場合などは、病院を受診しましょう。

また、海外で犬に噛まれた場合は、必ず医療機関に相談してください。日本とはワクチン接種や病気の蔓延状態が異なるため、重篤な菌やウイルスに感染する可能性があります。

まとめ

ズボンのすそを噛んでいる犬

犬に噛まれることは、重大なトラブルです。噛まれた部分に傷ができるだけでなく、菌やウイルスによる感染リスクもあるため、しっかりと処置をする必要があります。

愛犬に噛まれた場合、その後の対処次第では関係性が悪くなってしまうことも考えられます。

まずは犬に噛まれるような状況をできるだけ作らないようにし、万が一噛まれてしまった場合は被害が大きくならないように冷静に対処するようにしましょう。

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