「しつけ」は子犬のころから大切なもの。トイレからハウス、社会化や服従のトレーニングなどやることがいっぱい!!この記事では月齢別に子犬のアレコレ・やるべきことなどをまとめていますので、これから子犬を飼ってしつけをやるというかたは是非参考にしてみてください。
ではさっそく、月齢別にみていきましょう。
子犬が生後2~3ヶ月齢
どんな時期?
とっても好奇心が旺盛で、見るもの触れるものすべてに興味津々です。
この時期は子犬にとって、まさに社会化をするのに1番重要な時期です。
ですが、まだまだ赤ちゃんなので、集中力もそんなにありません。本格的なトレーニングをするにはまだ早いです。
やるべきこと
日常にある様々なものに慣れさせる社会化と、一緒に生活するうえで最低限の必要なしつけを主にやっていきましょう。
また飼い主さんとの遊びを通して、飼い主と一緒にいるのは楽しいことなんだ!と感じさせてあげましょう。
具体的にこの頃に強化させたいものとして、
トイレのトレーニング
きちんと決められた場所で排泄できるようにすることです。小さいうちから習慣づけることでトイレの失敗も少なくなるでしょう。また室内でも排泄できるようになることで、散歩の時までオシッコを我慢するなどの体への負担もなくなるので是非身につけさせてあげたいことです。
社会化(社会に適応させる)
社会化とは、あらゆる環境に触れさせて慣れされることです。子犬のこの時期に触れたものや経験によって、犬の性格や行動が決まってくると考えられているのでとても重要です。
人といると楽しいことを教える
人間といて怖かったりつまらなかったりすれば、今後のしつけが上手くいかなくなるでしょう。まずは一緒にいることが楽しい!と思わせることが大切なのです。
ハウストレーニング
決められたハウスの中で過ごすことに慣れ、自分から入っていけるようになることです。小さいうちから「ハウスは安心できる場所」と覚えてもらうことで、お留守番や今後のしつけもスムーズに行えるようになります。
ボディコントロールやハンドリング
これらは犬に触ること、犬の体を人が自由に動かせることを意味します。子犬のうちから体に触られることに慣れておけば、今後のトリミングやしつけで手足や口などを触られる時にも問題なく行えるようになります。
子犬が生後4ヶ月齢~
どんな時期?
生後4ヶ月頃から少しずつ子犬に自我が出てきます。おっとりした子、やんちゃな子など個性も分かるようになります。
もともとのその子の気質と、社会化の時期に経験・体験した内容によって性格が決まってきます。
また、混合ワクチン・狂犬病ワクチンが済むのも生後4ヶ月齢~の時期になりますので、いよいよお散歩デビューができます。
好奇心もまだまだ旺盛でいろんなものに興味を示します。
やるべきこと
服従のトレーニング
生後4ヶ月齢~より、ちょっとずつ服従トレーニングも取り入れるのがいいです。服従トレーニングとは、オスワリやマテなど飼い主の指示に正確に従えるようになることです。自我が出始める時期なので、この頃から始めるとより効果的です。
引き続き社会化
この頃からワクチン接種も済み、お散歩に行けるようになります。たくさんお散歩を行って、いろんな人や犬に会わせて触れ合わせるなどの社会化を引き続き行いましょう。まだまだ性格が形成される時期なのでできる限り色んなものに触れさせましょう。
子犬が生後6ヶ月齢~
どんな時期?
生後6ヶ月頃になると人間の「反抗期」のような時期になってきます。
今までは何ともなく素直に従ってくれた指示にも応えてくれなかったり、「噛みついてくる」「吠える」などのいわゆる【問題行動】も出やすい時期になります。
やるべきこと
服従のトレーニング
これまでやってきた服従のトレーニングをしっかりと復習させましょう。
オスワリやマテなどの基本的なことから、お散歩中に飼い主を引っ張らずに横に着いて歩けるかどうか、ハウスの中で賢く待つことができるかなど、様子を見ながら出来ることを増やして行きましょう!
ボディコントロール
また、だんだんと体も大きくなってきて反抗期も来るので、飼い主さんがしっかりワンちゃんの体を制御できるようになるために、ボディコントロールのトレーニングをしていきましょう。
特に大型犬や攻撃性のある犬種などの飼い主は、いざというときにしっかりと自分が犬を制御でるようにならないと大事故にもつながる可能性があるのでとても重要なポイントです。
まとめ
まずは焦らず、ひとつひとつ丁寧に積み重ねていきましょう!
時期別のやるべきことをおさらいすると、
◆生後2~3ヶ月齢
- トイレトレーニング
- 社会化
- 人といると楽しいことを教える
- ハウストレーニング
- ボディコントロールやハンドリング
◆生後4ヶ月齢~
- 引き続き社会化
- 少しずつ服従のトレーニング
◆生後6ヶ月齢~
- 引き続き服従のトレーニング
- ボディコントロール(反抗期がくるため)
ワンちゃんも飼い主さんも性格はさまざま。
自分たちにあったトレーニング方法で、その時期その時期にやるべきトレーニングを少しずつ積み重ねていきましょう!
愛情たっぷり、たくさん褒めて一緒にトレーニングすれば、きっと素敵なワンちゃんに育ってくれると思います。
ユーザーのコメント
女性 匿名
50代以上 女性 ルナのママ
本当に今まさに反抗期チックで、今まで出来ていたトイレが突然出来なくなったり、クレートに素直に入れてたのに入り口に足を突っ張らせて入るのを嫌がったりetc…
ここで、親がおろおろしてはいけないのは人間の子供と同じですね。
毅然とした態度で関わることで、また出来るように戻ってきました。
これからも成長が楽しみです(*^^*)
40代 男性 ナッツとハル
1歳未満の仔犬がいます。なるべく褒めながら待てができる様に躾に心掛けてます。
女性 匿名
はじめはご褒美は撫でるだけでもオイデやお座りにきちんと反応していたのに、いまでは様子を伺ってワガママを通そうとしているのがわかります。
つい大きな声で叱ってしまいますが、無視ですね。以前無視したらわざと粗相されたので、なかなか無視しにくいのですが(笑)