愛犬が嫌われる?!ご近所さんに迷惑をかけるかもしれない4つの特徴

愛犬が嫌われる?!ご近所さんに迷惑をかけるかもしれない4つの特徴

愛犬は飼い主やその家族にとっては最高の癒し…しかし近所の住民には迷惑を掛けている事があるかもと考えておく必要もあるでしょう。ここでは飼い主さんが気が付かない内に、愛犬が近所迷惑になっている可能性のあるパターンを4つ紹介します。

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記事の監修

犬の気持ちは行動に現れる。知っていますか?犬が顔を左に向けた時にはストレスを受けている可能性があることを。犬は様々な方法で人に気持ちや考えを伝えているのです。それを受け止めてアドバイスとして活かすことを仕事としております。様々な専門の知識と20,000時間以上の教育実績があなたとその愛犬の生活を助けて豊かに導きます。

1.早朝や夜中に吠える

どアップで向かってくる犬

犬にとって吠えることは当たり前のことかもしれません。
しかし人間にとっては、早朝や夜中に吠えられたら睡眠の妨げにもなってしまう可能性もあります。犬が早朝や夜中に吠えてしまうという場合には、要求吠えをしている事が多いかもしれません。

例えば、「ケージから出してー!」や、「散歩に早く連れて行ってー!」または、「かまってー!」などです。この要求吠えは、犬をお迎えした日からしつけなければいけないようです。

要求吠えには無視をするのが効果的なのですが、その要求に答えてしまった場合は要求吠えの癖を強化してしまう事に繋がります。まだ子犬の頃なら吠えていてもそんなに大きな鳴き声ではありませんが、要求吠え防止のしつけは子犬の時に済ませましょう!

そのほかにも、トイレや散歩、食事などはきちんと管理し、ストレスのない状態にしておく事もムダ吠えを防ぐのには重要な事かもしれません。

監修ドッグトレーナーによる補足

しつけは必須ですが、ご近所さんへしつけしていることの報告もしっかりとしておきましょう。

事前に伝えておくことで「飼い主さん、しつけを頑張っているんだろうな」と思ってもらえます。さらに、しつけの進捗状況などを報告することでよりトラブル減少にも繋がりますよ。

2.庭に外飼いで番犬化した犬が吠える

庭に繋がれた犬

家の前を通ると犬に吠えられたという経験をされた方もいるのではないでしょうか。

犬は、テリトリーを守る本能があり怪しい人を見ると吠えます。ですから番犬として庭で飼われている犬は、警戒心が刺激され少しの物音でも吠えたりしてしまいます。いつも緊張感の中で過ごしていては、犬も落ち着くことができずストレスが溜まってしまうかもしれません。

住んでいる場所や環境、それぞれのご事情もあるかと思うのですが、なるべくなら番犬として外飼いではなく、室内飼育が犬の衛生面からもご近所への配慮からも望ましいかもしれません。また、犬にとっても飼い主さんやご家族の側にいることで、安心して過ごせるでしょう。

お家の中では、ハウスやクレートなど、愛犬が落ち着ける場所を設置することも大切です。お留守番や夜寝る時、静かにリラックスしたいときなど、暗めで少し狭いくらいな方が犬は落ち着きます。

監修ドッグトレーナーによる補足

外の景色や音が聞こえると、吠えやすくなります。窓際やドアの近くなどは避け、外を意識しないところにリラックスできる場所を作るよう工夫しましょう。

3.ピンポンが鳴ったら吠える

マンションのドアとチャイム

玄関のチャイムが鳴った時に、反応して吠えてしまう犬は多いようです。我が家の愛犬もチャイムに反応してしまいます。これはご近所迷惑になってしまいますよね。

チャイムが鳴ると、誰かが家にきたということを飼い主さんに教える意味で吠えていることが多いそう。この吠え癖は、習慣になってしまうので止めさせるのはなかなか大変な事かもしれません。

「ダメ!」と言って吠えなくなれば良いですが、犬が興奮していると上手くいきません。そんな時は、「チャイム=悪いこと」ではなく「チャイム=良いことが起こる」に変えていく方法が良いそうです。

具体的には、チャイムが鳴ったら時にご褒美のおやつを見せ、吠えなくなったら褒めておやつを与えるを繰り返し行います。「チャイム=おやつ=良いこと」と学習してくれたらしつけは成功です。

また、普段からチャイムの音に慣れさせるというのも効果的といわれています。誰も来ていない時にチャイムの音を鳴らし、吠えずに大人しくしていられたらご褒美を与えることを繰り返すことで、徐々にチャイムの音に慣れてくれるでしょう。

4.あちこちでマーキングをしてしまう

住宅街

オスのワンちゃんは散歩の時にマーキングをしますよね。そんな当たり前の行動も近所の人にとっては電信柱だとしても家の前でやられると、臭いがして迷惑と感じる方もいるでしょう。

ですので、可能であればマーキングしないようしつけるのが良いですが、無理に止めさせようとするとストレスを抱えてしまうかもしれません。電信柱などマーキングした場所に水をかけて流すなど、散歩中は流す用のお水も用意するのが飼い主のエチケットですね。

マーキングを止めたい場合は、マーキングをしそうになったときにリードを自分の方に素早く引いてコントロールする方法がありますが、強く引きすぎると犬に負担をかけてしまうことも。間違ったコントロールはしないようにしましょう。

愛犬との散歩中は、飼い主さんがしっかりとコントロールすることで主従関係を築き、公共のマナーを守ることでご近所とのトラブルも回避することができます。ただし、犬をコントロールできるのは、しっかりとした信頼関係が築けてこそです。

もし、愛犬がマーキングをしてしまっても、むやみに叱るのではなく淡々とお水で洗い流すなどの対処をしましょう。

まとめ

今にも吠えそうな犬

いかがでしたか?ご近所迷惑になる可能性のある犬の行動4つの特徴を紹介しました。

どれもちょっとした工夫や愛犬にしつけを行うことで、回避できるものばかりです。大切な愛犬を近所の方にもかわいがってもらえるよう、トラブルが起きないように飼い主としてマナーを守っていきたいですね。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    10代 女性 ふぃ

    うちの犬は、何かして欲しい時はアピールします。散歩に連れて行って欲しい時はリードをくわえて歩き回ったり投げたりしますし、ご飯が欲しい時はお皿をくわえたり持ってきたりします。
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