愛犬と一緒に味わえる秋の味覚
秋は“食欲の秋”とも呼ばれる季節です。これは、栄養価の高い秋の味覚を味わえる季節だからかもしれません。
秋の味覚を楽しみにしているのは飼い主だけではなく、犬にとっても好まれる食材が多くあります。我が家の愛犬たちも毎年楽しみにしています。
秋の味覚とは、“秋に旬を迎える食材”のこと。旬を迎えたばかりの食材は新鮮で栄養価も高いのが特徴です。そんな秋の味覚を、愛犬にも少しだけ楽しんでもらいたいですよね。
1.サツマイモ
愛犬と一緒に味わえる秋の味覚には「サツマイモ」があります。
秋の味覚の代表格であるサツマイモは、甘味が強いため、犬に好まれる食材です。筆者の家では炊飯器を使って加熱していますが、みずみずしい焼き芋が作れるのでおすすめです。
2.カボチャ
愛犬と一緒に味わえる秋の味覚には「カボチャ」があります。
かぼちゃも甘味が強く、犬に好まれる食材であり、ビタミンAやカロテンが豊富であることから、免疫力の向上に役立つとされています。
3.梨
愛犬と一緒に味わえる秋の味覚には「梨」があります。
サツマイモやカボチャと違い、さっぱりとした甘味が魅力の梨ですが、犬の梨の好き嫌いには個体差があるようです。
水分量が多い食材なので、暑さが残る秋のお散歩の後のおやつとして、水分補給にもおすすめです。
4.リンゴ
愛犬と一緒に味わえる秋の味覚には「リンゴ」があります。
犬が“シャクシャク”と音を立てながら美味しそうに食べてくれるリンゴですが、ペクチンという水溶性食物繊維が豊富な食材です。
5.栗
栗は主成分がデンプンで、少量ならエネルギー補給に役立ちます。夏バテで食欲が落ちてしまった犬にもおすすめですが、消化にやや負担がかかるため与えすぎには注意が必要です。
犬に秋の味覚を与えるメリット
サツマイモ、カボチャ、栗は、糖質が豊富な食材であり、エネルギーの補給ができるというメリットがあります。
梨やリンゴには水分が豊富に含まれており、秋の涼しさからお水を飲む量が減ってしまった犬の水分補給ができるというメリットがあります。
その季節に旬を迎える食材を飼い主と愛犬とが一緒に楽しむということには、コミュニケーションの意味も含まれるのではないでしょうか。
犬に秋の味覚を与えるときの量の目安
ごはんへのトッピングやおやつとして与えましょう。カロリーオーバーになってしまいやすい食材もあるため、少量にとどめましょう。
愛犬の一口サイズにカットし、「1つ」「2つ」、多くても「3つ」程度で十分楽しめるのではないかと思います。
犬に秋の味覚を与えるときに注意すべきこと
- サツマイモ、カボチャ、栗はしっかり加熱してから与える
- 熱々のままでは口の中を火傷してしまうので、必ず冷ましてから与える
- 梨やリンゴは皮をむき、種を取り除いてから与える
- 持病のある犬は糖質やカリウムの摂りすぎに注意する
- 食物繊維が豊富なので、与えすぎは便秘や下痢につながることがある
初めて食べる食材は、体調やお腹の調子を観察しながら、少量から与えるようにしましょう。
まとめ
愛犬と一緒に味わえる秋の味覚を5つ解説しました。
- サツマイモ
- カボチャ
- 梨
- リンゴ
- 栗
愛犬と一緒に旬の食材を味わうことで、季節を楽しみながら栄養を補給し、暮らしの中の小さな幸せを共有できます。
ただし、どんなに栄養価の高い食材でも、与えすぎは健康を害する原因になります。愛犬に与えるときは、あくまでも少量を楽しませる程度にしましょう。