犬に暑い日の散歩中に水を飲んでもらうための工夫
1.味のついたペット用の水分補給飲料を飲ませる
果糖ぶどう糖液糖やオリゴ糖が入った、ほんのり甘味のあるペット用の水分補給飲料があります。ペットの体液に近いイオンバランスの飲料で、水分を素早く吸収することができます。
お散歩中に暑がって激しいパンティングをしているときや水分不足になっているときなど、脱水症状を予防したいときにおすすめです。
ただのお水では飲んでくれないときも、ほんのり甘味のある水分補給飲料であれば、飲んでくれることがあります。
2.ペット用のゼリーを食べさせる
お水を飲まない犬でも、おやつなら口にしてくれることがあります。そんなときは水分補給ができる犬用ゼリーを試してみましょう。
フルーツ味、さつまいも味、ミルク味など、さまざまなフレーバーがあり、カロリー控えめなものもあります。
お菓子作りが得意な飼い主さんなら、手作りしてみるのも良いかもしれません。
3.スティックタイプの液体おやつを食べさせる
総合栄養食として販売されているスティックタイプの液体おやつも、水分補給にぴったりです。多くの犬が「ごはん」よりも「おやつ」として楽しんでいるようです。
液体状なのでシニア犬にも食べやすく、持ち歩きにも便利ですが、カロリーの摂りすぎには注意しましょう。
犬に暑い日の散歩中に水を飲んでもらう必要性
「散歩中にどうしても水を飲まなければいけないのか?」というと、必ずしもそうとは限りません。散歩の前や帰宅後にしっかり水を飲めていれば問題ないケースも多いです。
暑い日には、途中で水分補給が必要になるほどの長時間の散歩は避けましょう。
ドッグランにはお水を持って行きましょう
ドッグランで遊ぶ予定がある場合は、水の持参を忘れないようにしましょう。おやつやおもちゃの持ち込みは禁止されていることが多いですが、お水はOKです。
水分補給飲料も使用できますが、ゼリーや液体おやつを与える場合は、ドッグランの外に出てから与えるようにし、他の犬の迷惑にならないよう配慮しましょう。
まとめ
犬に暑い日の散歩中に水を飲んでもらうための工夫を3つ解説しました。
- 味のついたペット用の水分補給飲料を飲ませる
- ペット用のゼリーを食べさせる
- スティックタイプの液体おやつを食べさせる
基本的には水道水で問題ありませんが、可能であれば浄水器を通したものが理想的です。
また、「硬水」のミネラルウォーターはミネラル過多となり、尿路結石などのリスクを高める可能性があるため、「軟水」を選びましょう。
万が一お水を忘れてしまったときでも、自動販売機で売られている水を使うなど、緊急時の対応も頭に入れておくと安心です。