犬を散歩に連れていけない日は『室内遊び』で運動しよう
犬の中には雨の日の散歩を嫌がる子もいます。特に雨風が強い日は、犬も散歩することに不安を感じやすく、飼い主としても事故や怪我などのリスクを懸念してしまいます。
さまざまな理由で犬を散歩に連れていけない日もあると思いますが、そんな日は『室内遊び』で運動不足を解消しましょう!
家具を退けてスペースを広々ととり、フローリングの上にはマットを敷いて遊ぶことで、安全を確保しながらしっかり体を動かすことができます。
室内遊びをするときは、犬の体力によって目安時間は異なりますが、30分〜1時間程度を目安に室内遊びを楽しみましょう。10分ごとに休憩を挟むと過度な体力消耗を防げますよ。
犬を散歩に連れていけないときの『室内の遊び』5選
犬を散歩に連れていけない日は、どのような室内遊びで運動不足を解消したりストレスを発散させてあげられるのでしょうか。
1.ひっぱりっこ遊び
おもちゃやタオルなどを使って飼い主と愛犬で引っ張り合う「ひっぱりっこ遊び」は、体力を使う遊びなので運動不足解消に最適です。
また、引っ張るという動きは犬の狩猟本能を刺激できるので、本能を満たしてあげることもでき、満足感につながります。
2.レトリーブ遊び
レトリーブ遊びとは、ボールなどを投げて「取ってきて」と愛犬に取りに行ってもらい、飼い主の元へと持って帰ってくる遊びです。広い場所などで遊ぶ犬と飼い主の定番遊びとして人気ですよね。
レトリーブ遊びも獲物をボールと見立てて遊ぶ遊びなので、狩猟本能を刺激しながら運動不足を解消してくれます。
ただし、部屋の中で行うときは家具などにぶつからないよう十分な広さを設けて、フローリングの上にはマットを敷いて転倒防止対策をとってから行いましょう。
3.宝探しゲーム
宝探しゲームとは、おやつやおもちゃを宝物を探すように嗅覚を使いながら探し当てる遊びです。最初から広い部屋全体を使ってしまうと遊び方がわからないので、まずはおやつを片手に隠して、どちらの手に入っているか選んでもらうところから始めましょう。
徐々にコップの中に隠したり、少し範囲を広めて隠してみたりして、最終的には部屋全体を使って宝探しゲームすることで、運動不足解消につながります。
また、嗅覚を使う遊びは犬の脳を刺激し、獲物を探す狩猟本能も刺激してくれるため、良い疲労感を与えて満足感を得ることもできます。
4.家にあるものを使ったアジリティ
広い部屋や廊下があるご家庭であれば、家にあるものを使ってアジリティスポーツごっこを楽しむ方法もおすすめです。
例えば、丸めた横長のタオルをいくつか等間隔に床に置き、その上をリズムよくぴょんぴょんと跳んだりまたいだりするだけでもアジリティスポーツのような感覚を楽しめますし、運動不足解消にもつながります。
また、100円ショップなどで販売されているカラーコーンを買えば、コーンをジグザグに進むアジリティスポーツを家の中でも楽しめますよ!
5.リーダーウォークごっこ
雨の日だからこそ、散歩の時に飼い主の隣を歩くリーダーウォークを家の中でトレーニングしながら楽しむ方法もあります。
特に子犬の時期はリーダーウォークを習得できていない犬も多いため、これを機会にリーダーウォークを遊びの延長線上として室内遊びに取り入れ、褒めながら習得を目指しましょう。
部屋の中を何往復も歩くという行動で運動不足が解消できますし、褒められることで充実感を愛犬に与えることもできます。
まとめ
いかがでしたか。犬を散歩に連れていけない日は、室内でもできる運動不足解消やストレス発散につながる遊びを取り入れてみてください。意外と部屋の中でも運動不足を解消し、満足感を得ることができるので、散歩に行けない日でも愛犬を退屈させずに済みますよ!