日本に数匹しか存在しない『超珍しい犬種』5種 見かけることもあるかも?特徴までご紹介

日本に数匹しか存在しない『超珍しい犬種』5種 見かけることもあるかも?特徴までご紹介

『日本に数匹しか存在しない超珍しい犬種』についてまとめました。世界的に希少な犬種も!それぞれの犬種の歴史や性格、役割や特徴などを解説します。

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日本に数匹しか存在しない超珍しい犬種

グレート2匹

1.グレート・スイス・マウンテン・ドッグ

スイス原産の大型犬で、荷物を運搬する役割を担っていた使役犬です。

日本では「グレート・スイス・マウンテン・ドッグ」と呼ばれていますが、ヨーロッパでは「グローサー・シュバイツァー・ゼネンフント」と呼ばれることが一般的なのだそうです。

みなさんがよくご存じのマウンテン・ドッグには、バーニーズ・マウンテン・ドッグがいますが、スイスには4種のマウンテン・ドッグがいます。

その中で最も古い犬種がグレート・スイス・マウンテン・ドッグです。そして、最も体が大きいです。

絶滅したと思われていた時期があったようなのですが、1908年にマウンテン・ドッグを研究する第一人者であるアルバート・ハイム博士によって発見され、繁殖によって数が増やされたこと免れました。

2.ブリアード

ブリアードの子犬

フランス原産の大型犬で、牧羊犬や牧畜犬として活躍していました。

フランス原産の牧羊犬の中では、最も古い犬種であるとされています。古書や絵画などから推測して、8世紀にはすでに存在していたのでは…と考えられています。

牧羊犬として体が大きいため、羊の群れをオオカミなどの天敵から守る護畜犬としても大活躍していたそうです。

飼いやすさを5段階で評価するならば1。経験豊富な飼い主でなければ、信頼関係を築くことも難しく、適切なしつけを行うことも難しいとされています。

日本に頭数が少ない理由なのかもしれませんね。

3.ピレニアン・マスティフ

ピレニアンの顔のアップ

スペイン原産の超大型犬で、羊の群れをオオカミやクマから守るための護畜犬として活躍してきました。1900年段には、ピレネー山脈のオオカミやクマが絶滅寸前にまで減少したとされています。

そのため、護畜犬としての用途がほぼなくなり、絶滅寸前にまで頭数が激減してしまったそうです。絶滅の危機は免れたものの、今でも希少な犬種です。

オオカミやクマにも立ち向かう勇敢さと力強さを持ち、独立心や警戒心も強く、超大型な体からは想像できないほど俊敏に動きます。

普段は穏やかなタイプですが、事故を起こさないためのトレーニングが必須で、子犬の頃から徹底してしつけなければ、日本で家庭犬として暮らすことは難しいでしょう。

4.アーフェンピンシャー

足元のアーフェンピンシャー

ドイツ原産の小型犬で、名前のアーフェンはドイツ語で猿という意味があります。お顔立ちが猿に似ていることから名付けられ、モンキードッグと呼ばれることもあります。

やんちゃ、おでんばという言葉がよく似あう性格で、好奇心旺盛で遊びやイタズラが大好きです。いつ休んでるの?というくらい常に動き回っているタイプです。

飼い主ではお手入れが難しく、プロのトリマーによるプラッキングというトリミング技術が必須です。トリミングナイフで被毛を抜くお手入れ方法です。

5.アメリカン・アキタ

原産国は日本で、秋田犬の同じ祖先を持っていますが、日本の秋田犬とは全く別の犬種です。体の大きさは、大型犬~超大型犬です。

秋田犬と比べて、アメリカン・アキタは警戒心は低く、フレンドリーな性格であるとされています。

ただし、子犬の頃から徹底したトレーニングを積むことが必須で、十分な運動と、たっぷりの愛情を必要とします。満たされることで、精神面で落ち着いた性格の犬になるとされています。

お散歩は1日2回、1回30分程度を必要とし、運動欲求を満たせるかどうかが重要です。ドッグランなどで自由な運動を取り入れることが望ましいとされています。

まとめ

黄の葉とアメリカン・アキタ

日本に数匹しか存在しない超珍しい犬種を5つ解説しました。

  • グレートスイスマウンテンドッグ
  • ブリアード
  • ピレニアンマスティフ
  • アーフェンピンシャー
  • アメリカンアキタ

それぞれの犬種の特徴を考えると、日本に数匹しか飼われていない理由が何となく分かるのではないでしょうか。

犬種のことを熟知し、理解し、適切なトレーニングができる人でなければ、飼い主になることは難しいでしょう。

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