優しい性格のピットブル、出産間近の野良猫を助ける

優しい性格のピットブル、出産間近の野良猫を助ける

獰猛で危険なイメージが定着してしまった感があるピットブルですが、実際のところはどうなのでしょうか。今回は、出産間近の野良猫を助けたピットブルのお話をご紹介します。

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野良猫の面倒を見る心優しいピットブル

優しいピットブル

“獰猛で危険な犬種” というのが多くの人が持つピットブルのイメージのようです。確かに、闘犬用に交配された犬種であり、いくつかの国では、飼育の規制や禁止がなされています。しかし、本来は優しく従順な性格であり、他の犬種同様その性格は飼育環境によってさまざまです。

こちらは、メキシコに住むピットブルの「ハデス」、心温まるエピソードの主人公です。

ご覧の通り “獰猛” とは程遠い外見のハデスさん、すやすやと眠る姿にほっこりです♪

ハデスの飼い主であるフローレスさんは、とても親切で思いやりのある人物。優しき1人と1匹はとても良きパートナーであり強い絆で結ばれています。

野良猫を助ける

弱いものに何の迷いもなく手を差し伸べるフローレスさんは、近隣にいる野良猫のお世話もしています。警戒する野良猫に近づくことはできませんでしたが、猫の暮らしが少しでも楽になるようにと食べ物や毛布を用意して遠くから見守っていました。

そんなある日、勝手口をノックする音が聞こえ出てみると、そこにはクンクンと鼻を鳴らして何かを訴えているハデスの姿がありました。「こっち、こっち」と言っているかのようなハデスの後を追うと、なんとハデスの犬小屋の中にあの野良猫が!

さらに、猫は妊娠しており出産間近の様子。おそらく、出産のための場所を探していてハデスのお家を選んだのでしょう。

フローレスさんによると「ハデスは犬小屋まで毛布を引きずっていき猫に与え、小屋の前に座って出産を見守っていました。きっと猫は、守られていると感じていたはずです」とのこと。

そして、無事に2匹の子猫が誕生しました。

その後

ハデスも育児に参加して、無事に里親が募集できるまでに成長した子猫たちは永遠の家族の元へと巣立って行きました。そして、母猫は「ニコール」と名付けられてフローレスさんとハデスのもとで暮らすことになりました! 

まとめ

忠誠心が強い犬種なので、飼い主さんの野良猫に対する行動をちゃんと理解して自身も猫のお世話をしたのでしょう。お利口さんですね!

フローレスさんは「ハデスのこの行動で、人々のピットブルに対する考え方が変わることを願い、彼の心の優しさで感動を与えられたらいいと思います」と語っています。犬種の特徴は、個体差があり性格も様々であるということがわかるエピソードでした。

ハデスの優しさが伝わる様子はこちら。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:BazPaws

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