愛犬の免疫力が低下する『4つのタブー』
大切な愛犬には、できるだけ元気に長生きしてもらいたいですよね。犬が健康に暮らすためには、病気に負けないように免疫力を高めなくてはいけません。
しかし、飼い主の生活習慣によっては、犬の免疫力が低下して病気にかかりやすくなってしまう恐れがあります。
今回は愛犬の免疫力を低下させてしまう『4つのタブー』を紹介しますので、もし思い当たる生活習慣があれば改善していきましょう。
1.夜更かしする
飼い主の夜更かしは、犬の免疫力が低下する原因の一つです。
飼い主が夜更かししていると、光や音が気になって犬は落ち着いて眠ることができず、寝不足になってしまいます。
犬の睡眠時間は1日のうち12時間~15時間ほど必要なので、愛犬がゆっくり眠れるように飼い主も早く寝ることを心がけましょう。
2.散歩に行かない
散歩に行かない犬は、運動不足から免疫が低下してしまいます。
運動はストレスを発散させ、血行が良くなることで体温上昇、代謝促進に効果があります。飼い主が散歩に連れて行かないと犬は運動をする機会がないので、免疫力を高めることができません。
小型犬であっても散歩には毎日行くようにしましょう。
3.犬とコミュニケーションを取らない
犬は飼い主とのコミュニケーションが不足するとストレスを感じます。ストレスは犬の免疫力を低下させてしまう大きな原因の一つです。
「仕事が忙しいから」といって、エサと水だけ与えて飼育するのは犬の飼い方として適切ではありません。
犬の免疫力を高めたいなら、スキンシップをしたりオモチャであそんだりして、毎日しっかり愛犬とコミュニケーションを取るようにしましょう。
4.栄養バランスが偏った食事を与える
栄養バランスが偏った食事ばかり与えていると、犬の免疫力は低下してしまいます。
人間も偏った食事ばかりしていると、風邪をひきやすくなりますよね。同じように、犬にも栄養バランスが整った食事は必要不可欠です。
犬の免疫力を高めるためには、「総合栄養食」と表示されたドッグフードと新鮮な水を愛犬に合った分量を計って与えるようにしましょう。総合栄養食には、犬の健康に必要な栄養がバランスよく配合されています。
さらに免疫力を高めたい場合は、腸内環境を良くする豆腐や納豆、無糖ヨーグルトなどを犬に与えるのもおすすめです。
愛犬の免疫力を高める方法
犬の免疫力を高めるためには、飼育する環境が以下の条件を満たしているかチェックしてください。
- 安心して眠れるか
- 犬がひとりで落ち着ける場所があるか
- 清潔かどうか
- 室温は適切か
適切な室温は犬種によって異なりますが、だいたい20度~25度くらいが良いといわれています。冷えは免疫力が低下する原因となるので、犬の様子を見ながら調整してください。
不衛生な環境は病気にかかりやすくなるので、掃除はまめにしましょう。
また、栄養バランスの取れた食事と適度な運動をさせ、ストレスが溜まらない生活をさせることが犬の免疫力を高めるためにはとても大切です。
毎日愛犬とコミュニケーションを取ることも忘れないでください。
まとめ
愛犬の免疫力が低下する『4つのタブー』をご紹介しました。
免疫力が低下していると、犬は病気にかかりやすくなってしまいます。飼い主が日頃から免疫力が高くなるような生活習慣をし、愛犬の免疫力が上がるようにしてあげましょう。
犬の免疫力が上がるように生活習慣を改善すると、必然的に飼い主の免疫力も高まるはずです。愛犬と一緒に免疫力を高めて、健康的な生活をおくれるようにしましょう。