犬の平均寿命14歳!愛犬には少しでも長生きしてほしい
現在、犬の平均寿命は14歳前後と言われています。ちなみに大型犬の平均寿命は12〜13歳ほど、小型犬の平均寿命は15歳ほどと、大型犬よりも小型犬の方が長寿の傾向にあるようです。
一昔前は平均寿命がもっと短かった時代もあったため、飼い主の意識向上や医療の進歩、食事の品質向上などが大きく影響していると考えられます。
平均寿命が延びたとはいえ、やはり飼い主としては少しでも長く愛犬と一緒にいたいですよね。愛犬に長生きしてもらうためには健康状態はもちろんですが、ストレスを溜めず幸福感を感じてもらうことも重要です。
愛犬を少しでも長生きさせる『5つの秘訣』
では、愛犬に少しでも長生きしてもらうためにはどのようなことを意識するべきなのでしょうか。ここでは愛犬を少しでも長生きさせる秘訣を紹介します。
1.適正量のドッグフード(総合栄養食)を与える
一般的に販売されているドッグフードは、総合栄養食と言われています。犬にとって必要な栄養素がバランスよく配合されているため、ドッグフードを犬種や体格、健康状態に合わせた適量与えることで、正常な状態を維持できるのです。
また、犬によってはアレルギーを発症する犬もいるため、愛犬がアレルギー反応を起こしたり療養中である場合は、動物病院で処方されるドッグフードを購入することをおすすめします。
2.犬種や健康状態に合った運動をさせる
それぞれの犬種や健康状態に合わせて、適度な運動をすることはとても大切です。運動不足解消になりますし、それは肥満防止にもつながります。さらにストレス発散にもつながるため、健康を維持する上で欠かせません。
通常、小型犬であれば1日1回15〜30分ほどの散歩、中型犬は30分〜1時間の散歩を1日2回、大型犬は1時間以上の散歩を1日2回が目安と言われています。
しかし、犬種によって適切な運動量は異なりますし、年齢によっても運動量を考慮する必要があります。愛犬に適した運動量を今一度、見直してみましょう。
3.犬にとって快適な生活環境を用意する
愛犬が生活している環境は、犬にとって心地よい環境が維持されているでしょうか。清潔感、室温、安全面…犬にとって安全で安心感のある環境を用意することは、ストレス軽減につながります。
また愛犬が安心して過ごせるよう、犬の寝床を道路と反対側に設置する、窓辺には設置しないなどの配慮も大切です。足腰に負担をかけないよう、フローリングにはラグやマットを敷いたり滑り止めコーティングを施すと良いでしょう。
4.散歩や遊びなどにちょっとした刺激を取り入れる
普段の散歩や遊びにちょっとした刺激を取り入れるだけで、犬にとって良い刺激となり脳が活性化されます。平均寿命が延びている犬たちの長寿の秘訣には、脳を活性化させて認知症を予防することも重要だからです。
例えば、犬の本能を刺激するような遊び(レトリーブ遊びや引っ張りっこなど)を積極的に行ったり、嗅覚を利用したおやつ探しゲームをしてみるというのも楽しみながら刺激を与えることができます。
また、散歩ではただ単に歩くのではなく時々ルートを変えてみたり、他の犬と交流したり、興味を示した場所を満足いくまで嗅がせてあげるといった刺激も必要です。
5.スキンシップや遊びなどを通して愛情を注ぐ
愛犬に少しでも長く生きてほしいと思う飼い主さんは、すでに実践していると思いますが、飼い主からのスキンシップや遊びに込められた愛情は、犬の長寿の秘訣でも特に重要です。
犬は愛情を受けることでストレスが緩和され、幸福度が上がるという研究結果が発表されています。また幸福度が上がることで体調不良を回避したり、健康寿命が延びたりするとも言われているのです。
毎日のスキンシップはもちろん、遊びや良質な散歩を意識することで愛犬の寿命が延びる大きな理由になるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか。愛犬に少しでも長生きしてほしいと思っている方は、今回紹介した秘訣を参考に、愛犬が快適にそして楽しく穏やかに過ごせる生活を提供してあげましょう。また日頃から愛犬を観察し、少しでも異変を感じたら動物病院へ連れて行くことも長寿につながります。