話題のスーパーフード『チアシード』
今、話題のチアシードですが、「ダイエット効果」のイメージが強いですね。
本当にわんちゃんにもいいの?とわんちゃん用のチアシードを見つけた時に思いましたが、でも実際に調べてみると、わんちゃんに嬉しい健康効果がたくさんあることがわかりました。
この記事ではチアシードについて詳しく紹介していきたいと思います。
チアシードってどんなもの?
チアシードはミントの仲間で、シソ科サルビア属の「チア」という名の植物の種子です。
見た目はゴマみたいですね。
スーパーフードと呼ばれているチアシードですが、その栄養成分はどんなものなんでしょうか?
栄養成分
- たんぱく質
- ミネラル(カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛など)
- ビタミンB
- 食物繊維
たんぱく質は筋肉を作る手助けをして、ビタミンBは皮膚の健康維持に繋がります。
食物繊維には整腸作用がありますね。
たくさんの栄養成分がありますが、チアシードは他にも、注目すべき栄養成分がありました。
オメガ3
オメガ3は、青魚や植物油などに入っていますが、オメガ3は熱に弱いのでどうしても不足しがちです。
その点チアシードは、生で食べれるので吸収しやすいんです。
- αリノレン酸
オメガ3に多く含まれていて、皮膚からの水分喪失を防ぎ、皮膚のバリア機能を強くします。
- 脂肪酸
オメガ3に含まれていて、体内では作られない成分です。
免疫機能や血液の流れを活発化して、大腸の動きを助けてデトックス効果があります。
これらのチアシードの栄養成分で、わんちゃんのアレルギー対策に効果があると言われています。
にゃんちゃんの、毛玉対策にもいいそうですよ!
また、チアシードは体内に水分量を保持しやすくなるので、これからの時期は熱中症対策にもいいと思います。
チアシードを食べてみましょう!
チアシードを食べる手順をご紹介します。
わかりやすい用に多めにしてありますが、チアシードは栄養成分が高く、高カロリーなので食べる量には注意して、わんちゃんの体調に合わせてあげて下さい。
*1日の摂取量目安…体重6kgで1g、12kgで2g、20kgで4g程度です。
①チアシードをすり鉢で擦ります。
そのままでも大丈夫ですが、皮を擦るほうが栄養がしっかり摂取出来るので、軽く擦り潰しました。
②水に浸します。
長く水に浸している程、とろみが出てきます。
12時間程される方もいるそうです。
*少し水を多めにしてあります。
とろみがでてきました。
③ヨーグルトにのせて出来上がりです。
二時間程水に浸して食べました。
擦り潰して水を多めにしたので、少し水っぽくなってしまいましたが、水に浸したままで保存出来るので長い時間浸してもいいと思います。
食べた感想は味や香りはあまりなくて、プチプチとした食感で食べやすかったです。
わんちゃんにはフードにかけてあげてもいいかもしれません。
ヨーグルトと混ざってたので、チアシード?何それって感じでペロリでした。
まとめ
いかがでしたか?チアシードは、わんちゃんに嬉しい健康効果がたくさんでしたね。
我が家のワンコはお水をあまり飲まなくて、毎年の血液検査で血が濃いと注意を受けます。
その度にお水をたくさん飲ませる方法しか考えていませんでしたが、チアシードは正反対で体内に水分量を保持する役割があります。
水分はわんちゃんの体重の60%~70%を占めています。
そして体温管理や食物の消化、不要な物質の排出などを助けています。
本来は肉食だったわんちゃんはお肉で水分を摂取していましたが、ドライフードが主食となると水分不足になりがちです。
水分摂取量も勿論ですが、水分を保持しやすい体になるように手助けしてあげましょう。
わんちゃんの健康管理に、チアシードをこの機会に是非ともお試し下さい。
わんちゃんと飼い主さんが笑顔あふれる毎日でありますように♪