ペットロスを長期化させないために…愛犬を亡くした後に気をつけたいこと

ペットロスを長期化させないために…愛犬を亡くした後に気をつけたいこと

愛犬を失いペットロスに陥る人は珍しくありません。この記事では、ペットロスカウンセラーの視点から、ペットロスを長期化させないために、愛犬を亡くしてすぐの頃から気をつけてほしいことについてお話します。

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以前はトリマーとして働いていましたが、愛犬を亡くしたことをきっかけにペットロスカウンセラーに転身しました。現在はペットロスカウンセリングやグリーフケアを行う一方で、Webライターとして動物に関する記事を執筆しています。

愛犬を亡くした後に注意したいこと

睡眠中の犬

ペットロスが長期化しやすい人の多くは“ペットの生前に悔いが残っている場合が多い”と言われています。

実際に、私がペットロスカウンセラーとしてお話を伺う中でも「愛犬が生きているうちに、ああしてあげたかった」と後悔の念を抱く飼い主さんはとても多いです。

しかし、実はそれだけではなく「愛犬の死後に抱く後悔」もペットロスには深く関わっているのです。

「愛犬を亡くした後、飼い主に注意してほしいこと」について、詳しくお話します。

つらい気持ちを一人で抱え込まない

私がペットロスカウンセラーとして多くの飼い主さまとお話する中で、ペットロスが長期化してしまった人の多くは「愛犬が亡くなったことや悲しんでいることを話したら、相手は困るかも……」と、周りの人を気遣って素直な気持ちを話せずにいる方々でした。

みなさん「家族や友人に心配をかけたくない」「ペットロスだということを言いづらい」と、悲しくつらい気持ちを自分の中にしまい込んでいたのです。

しかし、きっとみなさんにとって「愛犬」はペットというよりも「大切な家族」だったはずですよね。そんな大切な家族が旅立ったのですから、悲しいのはごく自然なことなのです。

愛犬が旅立った後は、悲しくてつらい気持ちをしまい込むのではなく、しっかり外に吐き出すように意識してくださいね。

周囲の人に話しづらいのであれば、私のようなペットロスカウンセラーに話してみるのもいいかと思いますし、SNSなどで同じようにペットロスで悩んでいる方とつながるのも一つの手です。

悲しみは一人で抱え込まずに、理解してくれる人と共有しましょう。

遺骨は納得のいく方法で保管や埋葬をする

愛犬が亡くなって多くの方はまず火葬を行うかと思いますが、私の元に来るご相談で意外と多いのが「愛犬の遺骨の埋葬方法について悔いが残っている」というものです。

人の場合では、四十九日を過ぎたら遺骨は墓地に埋葬するのが一般的ですが、犬の場合では家庭によってさまざまです。

かわいいお骨カバーをつけて部屋に置いておく家庭もあれば、人間のように四十九日が過ぎてからペット霊園などに埋葬する家庭もあり、中には散骨を選ぶ家庭もあります。

時々「きちんと埋葬しなければ、愛犬の魂は天国にいけないのでは?」と心配される飼い主さんもいらっしゃいます。

ですが、遺骨はあくまでも「その子が生きた証」であって、遺骨にずっと愛犬の魂が宿っているわけではない……と、私は考えています。大切なのは「遺されたご家族が愛犬のためにどのように供養したいか」なのです。

埋葬・保管の方法には後から変更のきくものもあれば、一度執り行ってしまったらもう取り返しのつかないものもあります。

愛犬の遺骨の保管や埋葬については、家族でしっかりと納得のいくまで話し合って決めてくださいね。

遺品整理は慎重に行う

愛犬が亡くなった後、遺された用品を見て涙ぐんでしまう飼い主さんも多いでしょう。私自身も愛犬を亡くした後は、お散歩に使っていたリードやゲージを見るたびに泣いていました。

ペットロスカウンセラーとして活動していると「泣いてばかりはダメですし、遺品は早く捨てた方がいいですか?」と質問されることもあるのですが、私の答えは「ノー」です。

自分が納得できないまま処分しても、それは何の解決にもなりません。それに、きっと一つ一つの用品に愛犬との大切な思い出が詰まっているはず。

それを無理に手放して、本当に後悔しないでしょうか?「泣かないように」と手放したつもりが、もっと泣いてしまうことになりませんか?

先ほどもお話したように、愛犬を亡くして悲しいのはごく自然なことなのですから、遺品を見て泣いていることだって悪いことではありません。

無理に片付けるのではなく、いつかちゃんと心から納得して遺品整理ができるようになるのを待ちましょう。

生前も死後もそれぞれにできることを

「ペットロスの長期化を防ぐために愛犬を亡くした後に気をつけたいこと」についてお話しましたが、きっとこの記事を読んでくださっているみなさんの状況はさまざまでしょう。

今現在わんちゃんと暮らしていて“いつか来るその日”のために読んでいる方もいれば、すでに愛犬が旅立った後で深い悲しみの中、この記事にたどり着いた人もいるかと思います。

愛犬の生前はもちろん、死後であっても「もう遅い」ということはなく、それぞれにできることがあるのだと私は思っています。

それは、遺された家族のペットロスの重症化や長期化を防ぐためだけではなく、きっと愛犬の供養にもつながるはずです。

これから看取る人も、すでに虹の橋へと愛犬を見送った人も、今の私たちにできることを見つけていきましょう。

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