締まるの、はずれるの！？ハラハラドキドキ
通報・発見
交通量の多い道路脇にいる犬の緊急保護依頼で、Hope for Paws が到着します。犬はまだ発見現場にいました。
近くを歩く人に少し緊張している犬。道路に飛び出さないように、ヘタな刺激は禁物です。
ジェントル・スネア
カメラを気にしてか、犬は柵のすき間から後ろのガラクタ置き場のような敷地内にするっと入りました。そこで、職員がすき間から食べ物を少しずつ与えると、犬は近寄ってきます。
長い棒の先に輪がついた「ジェントル・スネア」と呼ぶ道具を置くと、「な、何これ？」犬は気にしながらも、その周りに落ちた食べ物を食べています。少しずつ犬の動きがなめらかになってきたようです。でも焦らずに、機が熟すまで待つべし…。
チャンス到来！食べ物を拾い食いする犬の頭が、偶然輪の中を通りました！犬は食べるのに夢中で気づきません！柵のすき間から差し込んでいるため、思うように動かせないのがもどかしいけれど…
輪が首のまわりになんとか締まったようです！犬、気づく！暴れて抜こうとする！ジャーンプ！締まり方が微妙で、抜けてしまうのか！？
幸いジェントル・スネアは首にしっかり締まって…なかった！ゆるんで抜けたぁー！！
…と思ったらまた締まったぁー！ハラハラさせるなあーもぅ！
徐々に柵の方に引き寄せてジェントル・スネアのたわみをなくし、抜けないようにします。２本目の布リードも装着できて、もう大丈夫かな、たぶん…。
少し落ち着かせた後、抵抗する犬を引っ張ってなんとかすき間から歩道側に出すことができました。ほっ。
外に出して、またなで、なで。ごめんよ、こわくないよ、仲直り。名前は「フレイヤ」に。
ケア
体じゅうにダニがついていました。病院ですべて取り、シャワーへ。
それから
フレイヤはその後、一時預かり家庭に移動しました。小さな男の子や他の預かり犬たちがいる家庭にすっかり馴染んだフレイヤは、特にこの男の子が大好きな様子。
後を追ったり、ひざに乗ったり、男の子の前でゴロンとヘソ天したり。男の子の方も、そんなフレイヤにデレデレだぁ。あ、女の子もいた。双子かな？年子かな？ひょっとしたら、このまま本当の家族になってしまうかも…？
動画を見ることは保護活動支援につながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル：Hope For Paws - Official Rescue Channel
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