家の中は、やっぱり…
摘発・保護
米国・アーカンソー州で犬・猫の多頭飼育崩壊の家が摘発され、米国動物愛護協会を始めとする保護団体に救助依頼がありました。
犬約69匹、猫25匹が劣悪な環境に置かれ、すぐにも治療が必要な状態も見られました。
なぜか多くの小型犬は敷地を自由に走り回っていて、
中型犬以上は短い鎖につながれています。
目が開いたばかりの子犬も。ここにいる動物たちはおそらく避妊や去勢をしていず、走り回っている小型犬たちはどんどん繁殖する状態なのでしょう。
さらにこの小さな子犬の母犬がどこにいるのかわかりませんが、水を与えると一生懸命飲みます。のどが渇いているのです。他の成犬たちも水がない状態で放置されていました。
家の中は…やっぱり、ゴミ屋敷。
多頭飼育崩壊現場はゴミ屋敷の確率が高いです。「飼い主」は、犬猫の世話を放棄、そして自分自身の世話も放棄してしまうようです。
部屋の中のあらゆるすき間から犬がわき出してくるようです。保護するには、誰も後に残さないように細心の注意が必要ですね。場合によっては再訪問して確認するぐらいの入念さが必要かもしれません。
全ての犬と猫を登録し、現場で獣医師が体調を確認します。大変な労力です。
ここが始まり
保安官もこの保護活動に感謝。
「この子たちが今よりよい環境に移してもらえて本当によかったです。」
保護活動はここで終わりではなく、ここが始まり。多くの人の支援によって動物愛護団体は活動できるのですね。
動画を見ることは保護活動支援につながります。
ゴミ屋敷と多頭飼育崩壊のセット例
※こちらの記事は動画の制作・配信をしている団体より許可を得て掲載しております。
動画制作者:Humane Society of the United States
掲載YouTubeチャンネル:The Humane Society of the United States