不可能だと言われ続けた挑戦の続編
日々、多くの犬たちを救うために保護活動を行われているピースワンコ・ジャパンさん。永遠の家族へのバトンを繋ぐことはもちろん『不可能』だと言われた挑戦は今もまだ続いています。
『不可能』だと言われた挑戦
ピースワンコ・ジャパンさんの保護活動のきっかけとなったのは、災害救助犬として活躍した『夢之丞』でした。皆さん、ご存知でしょうか。
誰もが不可能だと言った『夢のような物語』は、決して夢で終わることなくそして今も尚、その意思を継ぐ保護犬たちが日々訓練に励んでいるのです。
夢先輩の意思を継ぐワンコたち
夢之丞の保護から10年が経ち、引退をした今、その意思を継ぎ救助犬訓練を受ける保護犬たちの存在があります。
『ゼルダ』『ハルク』『ルーク』『ニリュム』『茶太郎』です。
訓練と聞くと厳しく苦しいものを思い浮かべられるかもしれませんが、あくまでも得意な鼻を使って何かを探す楽しさを大切にされているといいます。
単なる捜索の道具ではなくレスキューチームの一員としてお互いが得意なところ、強みを生かしてチーム全体で活動する、その理念によって訓練中のワンコたちの姿からは楽しさややり甲斐をヒシヒシと感じさせられるほど。
様々なフィールドと適応
訓練を受けているのは、災害救助犬だけではありません。『モノリン』『ヒカリン』は、里守り犬の候補生として訓練に励んでいるといいます。
農作物を荒らす動物を追い払う里守り犬としての素質を見出され、つい最近訓練を始められたばかりなのだとか。あくまでのワンコそれぞれの性格や素質を見極めた上で訓練を行っているものの、それさえも強制ではありません。
『たとえ里守り犬になれなかったとしても、嗅覚作業が得意な犬たちの鼻を使ったトレーニングをすることが彼らの本来持っている本能的な欲を満たしてあげられるので、彼らのQOL(生活の質)も上がる』 と、語られました。
保護犬の力強さと優しさ
他には糖尿病患者を支える低血糖アラート犬として訓練、活躍するワンコたちも。それぞれフィールドやお仕事の内容は異なるものの、いずれも人々の暮らしを大きく支えてくれるとても心強い存在です。
そして同時に『犬と暮らすことの素晴らしさ』『保護犬であっても人の命を見守る、救える存在になる』ということがどうか1人でも多くの人々に伝わるようにと活動を続けられています。
ワンコとヒト両方の幸せに向かって
ピースワンコ・ジャパンさんが目指すのは『ワンコとヒト両方の幸せ』。そのためにはどちらも決して欠けることなく、互いの強みを生かし、信頼できるパートナーとなる必要があります。
誰もが不可能だと言ったピースワンコ・ジャパンさんの『夢』は、今も尚引き継がれ大きく世界を変えようとしています。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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