命のバトン!目の前の命を繋ぎたい
保護活動を行うピースワンコ・ジャパンのプロジェクトリーダー、安倍誠さんは罠にかかり怪我を負った野犬達を保護したこと、そして目の前の命を繋ぎ幸せにすることに尽力したいという想いを改めて語られました。
愛護センターからの引き出し
今回、司会進行を務められるのは広報の森田さん。検疫犬舎スタッフの及川さんによると、今回愛護センターから引き出される予定のワンコは全体で20頭前後、うち4頭は飼い主の所有権放棄、約16頭は野犬だといいます。
命のバトンを繋ぐために差し伸べられる手
まず向かった先は広島県動物愛護センター。そこには多くのワンコ達が収容されていました。
安倍リーダーも合流、なかでも心配されたのが『くくり罠』に掛かり怪我を負ってしまったワンコ。
『くくり罠』によって怪我を負った野犬
罠に掛かった前足は大きく腫れ上がり、化膿もみられたといいます。健康状態への不安はあるものの、人に対して激しく威嚇する様子も見られず、とても優しそうな性格の持ち主に見えます。
愛情を込めれば幸せになってもらえると信じて
『愛情を込めれば人に慣れるので、譲渡もできて飼い主さんのところで幸せに暮らせるので、まずは健康状態を万全にしてその後に人馴れトレーニングをして距離を縮められるように頑張っていきたい』
安倍リーダーはそう語られました。
目の前の命を助けたい
次に向かったのは福山市動物愛護センター。そこで待っていたのは檻の奥で懸命に身を寄せ合い、警戒心を剥き出しにして激しく怯える野犬達…。
その様子を見て『あの子が触れない子ですよね?』そう確認する安倍リーダー。しかし、その声色からは決してネガティブな感情は感じられず、最後に出た言葉は『でも可愛い』というものでした。
目の前の命に無償の愛を注ぎ、手を差し伸べ続けるピースワンコ・ジャパンさんの活動をぜひその目でご覧になってください!
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