「しあわせないぬになるには ~にんげんにはないしょだよ~」とは?
2016年1月31日に、「しあわせないぬになるには にんげんにはないしょだよ」という、ワンちゃんによるワンちゃんに向けた、あくまでも「人間には秘密」というスタンスの本が日本で発売されました。
しあわせな いぬに なるには: にんげんには ないしょだよ! (児童書)
作者のジョー・ウィリアムソンさんは、ロンドンのファッションデザイナーさん!イラストレーターを志して、大学院にて学び、現在はファッションデザイナーをしながら、イラストレーターとしても活躍中とのことです。
そんなジョー・ウィリアムソンさんの、デビュー作が、このワンちゃんだけのヒミツの本です。
表紙も色彩もデザイナーさんならでは!
小さなお子様から大人まで楽しめる絵本
この本は、ワンちゃんのヒミツがたくさんつまった一冊となっています。
なにより、絵本のタイトルが、私達人間の心をわしづかみにしますよね!特に愛犬家さんなら、タイトルの「しあわせないぬになるには にんげんにはないしょだよ」と言われるとなおさら中身が気になりますよね。
私もタイトルと表紙の鮮やかな色合いに惹かれ、購入し、「本に登場するワンちゃんには内緒で」、この本を読みました(笑)
もちろん、ワンちゃんには内緒ですよ!
愛犬家さんなら、わかる!なるほどがここにあり!
この本は、表紙をめくって冒頭からすでに、「いぬのみなさん・・・」と始まり、本当に、人間には内緒の“犬による犬のための本”になっているのです。
帯のわんちゃんへのメッセージから、すでににやけながら、読み始めました。
いきいきとした犬の表情や動きがたくさん登場します!犬の視点で描かれている、とってもユーモアたっぷりの楽しい絵本となっています。
愛犬と暮らしていたら、きっと、「あ~こんな表情してる!」「あ!ウチの子!」なんて思う気がします。
犬から見た人間は、だいたい同じらしい
わんちゃんとの出会いは皆さん、様々でしょう。
ペットショップで出会ったり、保護施設で出会ったり、友人から譲り受けたり、迷子犬を保護して迎えたり、ほかにもきっと色々でしょう。
そんな出会いも、実はわんちゃんたちによって私達が選ばれているようなのです!!
私も愛犬との出会いは、たまたま遠出した出先で、予定の時間より早く到着してしまったので、主人と、「ちょっと大きなペットショップがあるから覗いていこうか~」といった感じで、「家族として迎えよう!」と意気込んで行ったのではなかったのです。
でも主人が、この子だ!運命の出会いだ!と、もう子犬のことしか見ていなくて、私が、
「大丈夫なの?」
「まだ一カ月半で小さいよ?」
などと言ってももう聞こえていないようでした。
そんな経緯から、私達夫婦は、『あんな家から遠いところで、たまたま寄った先で出会えたのは運命だ!』と夫婦そろって思いこんでいました。
それに、犬友さんたちも、
「この子が来てって呼んだ気がしたの」
「目が合って私をずっと見てきたの!」
「抱っこさせてもらったら、ほっぺをペロッとしてくれて、キューと言ってくれたの」
などなど、運命の出会いをたくさん聞きました。
だから私達夫婦も、「ほらやっぱり!」という具合に、運命の出会いと信じていました。
ですが、この人間にはヒミツの本を読むと、その運命の出会いは・・・どうやら犬たちの作戦のようです(笑)
詳しく書きたい気持ちでいっぱいですが、ぜひこの絵本を手にとって、ご家族と一緒に、愛犬には内緒で、こっそりと読んでもらいたいので、あまり詳しくは書きませんね♪
犬は実は・・・
犬は、家族として迎えられると、そこは初めての場所になりますよね?
だから、ウチの子もそうですが、自分の落ち着ける場所、大好きなオモチャがだんだん定まっていきます。
子犬だからといっても、もう家に着いたその日から家中をチェックしているようです!
そして、自分のお気に入りをたくさん見つけているようなんです♪
まだまだ小さいし、よく寝てよく食べての繰り返しだな~と思っていましたが、どうやらそれも違うように思えます。
この絵本を読んでいると、私達が日々の成長を楽しんでいる間に、犬は犬なりにやることがあるようで、とってもおもしろいです!
「ウチの子ったら、こんなことするんだから!」
「トイレをなかなか覚えなくて困ってるの・・・」
「食事やオヤツを食べていたら、ポロッと落したものをすかさず取られて走っていっちゃうの。。」
などなど、わんちゃんと暮らしていれば、皆さん共通のわんちゃんあるあるはありますよね?
それもわんちゃんたちは・・・人間にはヒミツで思っていること、教えてもらったことがあるようです。
この絵本にでてくるワンちゃんは、『ぜんこくのいぬのみなさん』が、しあわせになるため、にこの人間にはヒミツの絵本で、ヒミツのお話をしています。
まとめ
絵本自体は、とってもシンプルで、イラストのワンちゃんの表情もわかるわかると思ってしまうようなものばかり!
そして、犬の視点で描かれている絵本なので、なるほどそういうことか!とクスクス笑ってしまう場面も♪
私がこの絵本を読んで笑っているから、愛犬にヒミツの本を読んでいることがバレてしまいました!
うっかりでした(笑)
愛犬はどう思ったでしょうね?