聴力を失いゴミの山で孤独に余生を過ごしていたシニア犬をレスキュー

聴力を失いゴミの山で孤独に余生を過ごしていたシニア犬をレスキュー

白いシニア犬が高速道路わきに広がるゴミ捨て場に居つきました。耳が聞こえないらしく、そっと近づいてチョンチョン、と触ってみると…。

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大人しいねえ

通報・発見・保護

高速道路わきに耳の聞こえない犬がいるとの通報で、ロスアンジェルスの保護団体Hope for Pawsが現場に到着しました。大きな駐車場で、連絡してくれたガードマンが犬の居場所を教えてくれます。ユーチューブでこの団体の保護活動を見ていたそうです。

日中に親切な人が犬に食べ物を与えているそうなので、早朝に到着して犬が空腹なうちに保護活動を開始します。

目星をつけたあたりは、ゴミ集積場でしょうか。横を車がビュンビュン走っています。

探していると、いました!ごみの山のすそ野で寝ています。半年以上このうるさく、危険でさびれた場所に居ついているのです。

耳が聞こえないらしく、交通騒音も激しいため白犬は彼らが近づくのに気づかず寝ています。高齢で少し鈍感になっていることもあるでしょう。ここはいっきにワイヤリードをのばしてとらえようと思います!

あ、でも頭を持ち上げてくれないと輪を首に回せません。鼻づらをちょんと触ってみました。緊張の一瞬!

犬が頭を持ち上げました。寝ぼけているのかな?早くワイヤリードの輪を鼻づらから通さないと!

できた。(笑)

そして食べた。(笑)

犬は高齢のためか、性格か、「何?あれ?何なの?」と戸惑うばかり。まったく暴れません。よかったー!

「ロジャース」という名前をもらった犬は食べ物に誘われてケージまで歩きますが、中に入るのは拒否。いったん座って、改めて体をなでて「大丈夫だよ」のメッセージを送ります。

そして抱えるようにすると、ケージに入ってくれました。

さきほどの警備の男性にも報告すると「寂しくなるよー」でもこれからロジャースは幸せになりますので!

連絡ありがとうございました。

ケア

病院に到着です。まずはシャワーね。情けなさそうな表情ですが、もうちょっとがまんねー。それにしてもロジャース、おとなしい子です。

その後の健康診断で、聴力がないのは耳の感染症によるもだと判明しました。とすると感染症が治れば再び聞こえるようになる可能性もあります!その他はおおむね健康でした。

その後

一時預かり施設がロジャースを受け入れてくれて数週間。保護活動に参加した女性職員が様子を見にくると、すっかり見違えったロジャースの姿が。耳は?聞こえるそうですよ!

感情をなくしたような状態で、ただ大人しかったロジャースがシッポを振り、おもちゃで遊びます。シニアなのでゆっくり目ですけれどね。

穏やかなシニア犬にはきっと里親さんが見つかるのではないでしょうか。

動画を見ることは保護活動支援につながります。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org

▼▼ Facebookページもあります ▼▼
https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia

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