いつ何時も、保護依頼に対応!
通報・発見
2週間前に捨てられた犬の保護依頼を受けた保護団体Hope for Paws はさっそくその現場を訪れました。街路樹の下に置かれたプラスチック製の椅子の下に小型犬が横たわっています。
食べ物を見せながら呼びかけてみるとノロノロと立ち上がって、なんとなくフラフラ逃げてしまいそう。横には交通量の多い道路が走っているので、犬を刺激したくありません。
ここはケージトラップを仕掛けていったん引き下がることにしました。
保護
なんとなく行動が読みづらい子ですが、食べ物につられてケージに入っていきました!
フタが…なかなか…落ちない…もうちょっと奥に入ってちょうだい!
職員もハラハラしながら待っていましたが、ついに、ガシャン!犬が板を踏んで、連動するフタが落ちました。近づくと興奮して跳ね回り甲高い悲鳴を上げうなりますが、観念したように静かになりました。
連絡をくれた人がケージを車に運ぶのを手伝ってくれますが、ちょっとおっかなびっくり。「みんな、咬まないって口では言うんだよね。」なんて冗談を飛ばしながら、ほら、無事に車に積むことができました。
もうすっかり落ち着いて、指でさすることもできますよ。「ピーチ」と名付けました。
その男性はその後の犬の様子、里親さんが見つかるまで知らせを受けることを希望。心配してくれてありがとうございます!
病院への途中でもう1匹
ピーチを病院へ連れていく途中に連絡が入りました。車にひかれてケガをした子犬がいるらしいのです。急遽その子の保護へ直接向かうことにしました。
後足を引きずっていた黒い子犬をこの家の人が保護してくれました。さっそく引き渡してもらいます。この子はすっかり頼ってくれている様子ですね。名前は「ネス」にしました。
ケア
ピーチは病院でも落ち着いています。診察台でもシャワーでも人を信頼してくれました。
子犬のネスはエリザベスカラーをつけられて、仰向けに。このようにして骨や内臓の映像を撮り、全身を検査します。
内臓に問題はなかったようで、ほっとできました。
向かって左側の足の骨にくっきり骨折箇所が見えています。この他にも1カ所骨折が見つかりました。
その後の2匹
すっかり人に慣れたピーチは、一時預かり施設で里親さんとの出会いを待っています。甘えん坊になり、ヘソ天でマッサージしてもらうのが大好き。
ネスの骨折は5週間ほどで完治。体も少し成長して、大きな立ち耳をゆらゆらさせながら室内でバタバタと遊んでいます。この子はさっそく里親さんに引き取られてきました。
立て続けに保護された2匹、幸せにね!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
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