生後1時間弱!
通報・発見
2匹の犬が住宅の庭に入ってきました。そのうちの1匹がすぐに出産したとの通報で、保護団体Hope for Paws(ホープ・フォー・ポーズ)が出動です。
犬たちは家の裏手にいるようです。キャリーケースを持って行くと…、いましたね。
濃いベージュと薄いベージュのよく似た2匹です。薄い色の子が母犬でしょうか、おなかの下に子犬を抱えているようです。
保護
家の周りをぐるぐる走り回らないように通路をふさぎました。と、そこに子犬たち!
生まれて1時間足らずです。ケースにポンポンポンと移していきました。
親犬たちは遠巻きに心配そうに見ていましたが、動ける範囲を狭めると「おたおた」して困り顔です。
ストレスを感じていますが、母犬は差し出された食べ物を口にしました。授乳しなければならない母犬の本能ですね。
こうして接近していき、右往左往する2匹を無事につかまえることができました。
母犬を「キャリー」、父犬を「ミスター・ビッグ」と名づけました。
2匹とも、とても大人しくしてくれましたが恐怖心でいっぱいです。素手でなでられるのを、下を向いてじっと耐えている姿はけなげです。
この後ケージに入れるために抱き上げると、キャリーは少し暴れましたが、ケージに放り込まれました。
すると、ミスター・ビッグはキャリーを追ってすぐにケージに入ってくれたのです!「きずな」ですね。
ケア
キャリーはさっそく授乳します。人の手も受け入れてくれるようになりました。
それから
ミスター・ビッグもかいがいしく子守をします。
やっと安心できた時、親犬たちは疲れが出たのか眠り込みました。子犬たちはキャリーのおなかでモゾモゾ。子犬たちが少し成長するまで、家族は一時預かり施設でこうして一緒です。
安心して幸せな時間を過ごしてね。そして、素敵な里親さんに出会って!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
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