ドレッドヘアでかたまる犬
通報・発見
以前わんちゃんホンポで紹介した「フィオナ」や「ヤラ」の保護依頼をした人が、今回もHope for Pawsに連絡。
長らく路上で暮らしている黒犬を見つけて、保護してほしいとのことです。
プラスチックフェンスを広げて車を囲い込みます。犬は横たわったまま、何事?と言わんばかりに見つめます。
フェンスですっかり囲ってから、ワイヤリードを犬の首に伸ばしていきました。犬は不思議なほど動きません。
2本のリードが顔のまわりをゴシゴシとこすっても、です。どこかケガでもしていなければよいですが。
ゆるゆると犬を車の下から引っ張り出しました。動かず抵抗もしない変わった子です。
素手で触ろうとすると、ついに「カルルル…」と軽くうなり声をあげました。やっぱり怖いのをがまんしていたんですね。
でもこんなふうに布リードが顔面にたれても、やっぱり動きません!笑
動かないまま、人との距離も縮まって、頭や体を素手でなでることもできました。「ジギー」、よくがまんしたね!だんだん緊張も取れてくるでしょう。
持ち上げられそうになったら、さすがにビチビチと暴れて抵抗!でもそのまま車の後部座席に放り込まれました。笑
ケア
病院でも落ち着いていてくれました。医師は3歳と見立てます。ケガや病気は特になし。よかった!
体毛はドレッドヘアのように束になっていて、ずいぶん長らく路上生活を続けてきたことがわかります。
手前の黒い山は全部、ジギーの体毛です。
横たわって足先までバリカンで刈られるジギーですが、鎮静剤は打っていません。信用して、されるがままに受け入れてくれています!
それから
シャンプーでも、じっと大人しくしいい子だったジギー。一時預かり施設で「信頼」と「楽しさ」を持てるようになり、犬の軽やかさを取り戻しました。
石のように固まった姿とは正反対!遊びまわったり、まったりゴロゴロするジギーを動画でご覧ください!
ジギーの保護依頼者は、かつてこの子たちの保護にも手を貸してくれました
「フィオナ」の記事
「ヤラ」の記事
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org
▼▼ Facebookページもあります ▼▼
https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia