2度までも見捨てられた子
通報・発見
ロスアンジェルスの保護団体Hope for Paws にまたしても捨てられたピットブルの保護依頼が舞い込みました。
違法な賭け事の闇闘犬に供せられたり「危険」のレッテルを貼られたり…。
ピットブルは今や、身勝手な人間の欲望のために「過剰生産」されては捨てられる犠牲者の代表格のような扱われ方です。
早速、道路を渡る犬を発見しました。停車して、犬に声をかけます。
食べ物のにおいにつられて、寄って来てくれるでしょうか?
犬は、割りとすんなり近づいてきてくれました。そして手から直接食べ、ついでに頭や首回りをなでること…!
警戒心をゆるめてくれていて助かりますね。
保護
そしてゴローン。
これはもう、Hope for Pawsの中でも歴代5本の指に入る楽チン保護で決まり!笑い声もあがります。
そのまま昼寝に突中しそうな勢いですよ。なんともほのぼの、動画必見です!笑
布リードを首に回そうとした時、一度は驚いて跳ね上がりましたが、逃げるわけではなく、2度目にはすんなり首にかけさせてくれました。名前は「シナモン」とつけました。
ところが車に乗り込もうとしたその時、様子を見に来た近所の女性が妙なことを言い出しました。
女性:「この子、うちの子だったんですよね」
へ?どゆこと?
確かに、シナモンもこの女性に見覚えがあるような素振りを見せています。
女性:「近所の人が飼いたいって言うから、譲ってあげたんですよ」
で、結局2番目の飼い主が放棄したというわけか。でも最初の飼い主だという女性も、シナモンに思い入れはまるでないみたい。
ここに現れたということは、シナモンが路上をフラフラしていたのも知っていて、放置したまま保護活動を家から見ていたんでしょうね。つまり、2度も飼い主に見捨てられたということですよ、シナモンは!
冷静に女性の話にあいづちを打っていますが、Hope for Paws の2人もこの女性が何かめんどうなことを言い出さないかと、内心ヒヤヒヤだったと思いますよ。
でも幸い話しがこじれることはなく、シナモンは車で無事出発できました。行こうシナモン、新しい生活へ!
ケア
シナモンは車中でもすっかりリラックスしてました。病院のシャンプーも問題なし!
それから
病院でも遊び好きでポジティブな性格が全面に出るシナモン。
一通りの身体検査を終えて一時預かり施設に預けられることになりましたが、この子は早いうちに里親さんに巡り合えたはず、と思わせてくれます。
シナモンのかわいらしさが光る動画をご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
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