『ゆっくりでいいよ』トラウマを抱える咬傷犬を保護!
保護活動を行う『ピースワンコ・ジャパン』は、愛護センターから1頭の咬傷犬を保護…。
『大丈夫だよ、人間は敵じゃない』…多くの愛とバトンによって輝きを取り戻した『ノーマン』の物語です。
激しく唸る噛む!咬傷犬だった1頭の保護犬
2021年4月、動物愛護センターに訪れた安倍誠リーダー。その日出会ったのは、オリの中から激しく威嚇する1頭のわんこでした。
『大丈夫だよ。怖くない。』そう優しく声を掛け続けますが、ケージに移動させるだけで一苦労。ただ手を近づけるだけで牙を剥き、噛み付いてくるほど人間をひどく警戒していました。
『愛情を注げば必ず変わる』そう信じて
『施設に連れて帰って愛情込めれば、大丈夫だと思います』そう信じていると語った安倍さん。
人間に対し心を閉ざし、恐怖と孤独に飲み込まれている状態だった1頭の咬傷犬は『ノーマン』という名前を贈られ、新たな未来へと歩み始めました。
咬傷犬というレッテルと奪われていく命
『人を1回噛んだだけでもうレッテルを貼られて全国的に殺処分になっているんです、噛み犬は。ただそういう犬も扱い方次第でガラッと変わって…本当に愛情を込めて人間は敵じゃないと、味方だと、仲間だと。』
安倍さんは何よりもそう感じてもらうことが重要であると語られています。
そして保護から3ヵ月…。
スタッフの『待つ愛』で変化を遂げた姿に涙
ピースワンコジャパン 仙養シェルター検疫犬舎チーフは、ノーマンが犬舎に来た当時『久しぶりにとんでもない子が来たな!という荒れ様で、慣れるの時間かかるかなと感じました』と語ります。
『ゆっくりでいいよ』と待つ姿勢を大切に愛情を注ぎ続けた結果、ノーマンは素敵な笑顔さえ見せてくれるように!
幸せな未来を掴むために
現在でも完全に人間への警戒が解けたわけではないと感じることもあるといい、少しずつ少しずつトラウマを忘れられるまでケアを続けていきたいと語られています。
ノーマンの無邪気に甘える姿には思わず涙が溢れそうに…。
ノーマンが心を開いてくれる日を信じ続けたスタッフさん、そして再び人間と向き合うことを決意してくれたノーマンの姿をぜひ動画でご覧になってください!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
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