痩せすぎて真っ直ぐ歩けない野良犬を保護
保護された野良犬
オーストラリアのRSPCA (英国王立動物虐待防止協会) クィーンズランドで1匹の野良犬が保護されました。体中の骨が浮くほど痩せています。
主任獣医のアンさんは 「保護されてきたときは、本当にひどい状態でした。最初に診察した50年の経験を持つ獣医がこんなに痩せた犬は見たことがないと言ったほどです」 と語っています。
さらには、痩せすぎていて真っ直ぐ歩くことさえできませんでした。
この子の名前は 「サンダー」 、とても人懐っこい性格で食べるのが大好きです。
お腹いっぱい食べて早く良くなってね。
一時預かりの里親宅での療養
サンダーの一時的な里親は獣医のアンさんです!アンさん宅では「ヒルズ・サイエンスダイエット」 の食事療法を受けました。
食べることが大好きなサンダーの体重はすぐに10kg以上増えました。
永遠のお家
そして今日は、RSPCAの施設でいよいよ里親募集に参加します!
インスペクターのジェイミーさんは、人懐っこくてお利口さんなサンダーに永遠のお家が見つかると信じて、とてもワクワクしているそうですよ。
そして、RSPCAのコールセンターで働くレイさんがサンダーの里親さんに決まりました!
レイさんの家族は愛犬を亡くして悲しみに暮れていましたが、サンダーを迎えることになり元気をもらうことができたと喜んでいます。
エネルギッシュなサンダーが運動不足にならないように長い散歩は欠かせませんが、サンダーはソファでゴロゴロするのも大好きだそうですよ!
まとめ
「ガイコツに毛布をかけたような感じ」と形容されるほど痩せていたサンダー。手厚いケアのおかげで、体重も増え見違えるほど元気になりました。
とても辛い思いをしてきたサンダーですが、これからはもうお腹が空くこともなく愛情をたっぷりと受けて生活できますね。頑張った分いっぱい幸せになってください。
保護当時のサンダーと現在の元気な姿はこちら。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA Queensland