この奮闘はぜひ、動画で!
通報・発見
近所に小型犬が住み着いているとの通報で、保護団体Hope for Paws が駆けつけました。
「スコティ」と呼ばれるその犬は5カ月間、とある住宅の縁の下に居ついていました。誰も近寄れないそうです。
メンテナンス用に出入り口を開けているのでしょうけれど、ぽっかり空いてたら、そりゃスコティももぐり込みたくなるってものです。
猫やアライグマなども誘っているようなこの出入り口。スコティを保護できた後は、人が手で開閉できる金網などでふさぐべきですね。
2人が四つん這いでもぐり込みました。こりゃ大変だ~。
そして…いた。角に縮こまっています。「いやー」小さなすき間にすっぽりと入って難を逃れようとしています。災難じゃないのよ、助けにきたのよー。
ずりずりと移動して、犬はついに木の板の後ろに頭をすっぽり隠してしまいました。これじゃワイヤリードの輪を首に通せません。しかもさらに、この板のすき間に完全に隠れてしまいました。困った…。
これはカメラをすき間に差し込んで撮った映像です。正面にうつむく犬、そして右下に撮影している人の目が見えますか?砂ぼこりもたくさん吸ってしまいそう。マスクしなくて大丈夫?
この状態で、犬をなだめようと1時間以上ねばったそうです。
そしてついに!
わかりますか?わずかなすき間から犬の尻尾を引っ張り出して、がっちり握っています!
犬は小さく悲鳴をあげました。リーダーのこの表情!ここからどうするつもり!?
尻尾を力づくで左の方に引っ張って、犬を押し出そうという力技!頭が出てきたところを女性メンバーがリードでつかまえるのですが、下手したら咬まれますよ。気をつけて!
砂ぼこりが舞う中、犬はどうすることもできなくなったのか少し出てきました。口を盛んにパクパクさせています。恐怖心から咬むかもしれません。さあ、どうなる!
この暗闇の格闘は、あえてすっ飛ばします。是非動画を見てください。靴の上から足を咬まれたりしながらも、結局最後はこうですよ。またしても、恐怖心をある時点でスパッと克服する犬の姿を見せてくれました!
緊張が解けたのは人間も同じ。リーダーは「保護ハイ」で、犬の口に指を突っ込み「咬むかい?」なんて不要なことまで!
結局、暗くほこりっぽい縁の下で2時間格闘して、スコティの保護完了!
ケア
病院で身体検査を受けて、体を洗って毛刈りして。翌日のこの姿を見てください!つるーん。そしてリーターといちゃいちゃ。
それから
去勢、予防接種、マイクロチップ埋め込みの3点セットが完了して、スコティはどこの一時預かり施設に移ったと思いますか。実は、リーダーと一緒にほこりまみれで彼を保護した女性が働く施設です!
同居する仲間の犬たちと一緒に眠って、遊んで、グルーミングして社会性もばっちり。まもなく里親さんが見つかったのではないでしょうか?
縁の下で奮闘する2人と1匹の動画をどうぞ!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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