生きてる!
灰に埋もれて半月、耐えた
男性が木の板を分厚くおおった灰のようなものをかきわけた後、斧と手で板をはがしています。その下に何かいる…。
犬です!灰まみれで動けませんが、目は確かに男性を見上げています!
フィリピンのルソン島で2020年1月にタール火山が噴火し、大量の火山が降り注ぎました。再噴火の危険もある中、人々は取り残された犬などの動物たちを可能な限り救助したり避難させたりしました。
この時、すでに噴火後15日が経過していたのです。噴火に驚いてもぐったベランダの下にまで火山灰は容赦なく降り積もり、この子は徐々に埋もれていったのでしょうか。それとも何かの板がこの子の上に倒れてきて、下敷きになったのでしょうか。
とにかく、この子は15日もの間、火山灰に生き埋めになっていたのです。そして、生きていたのです!
新鮮な空気に触れ、少しだけ動けるスペースができて、犬はもがき始めました。
犬が自力ではい出るには高さが足りません。男性は左側に開いた開口部から犬の後足をつかんで引き出します。
やっと外に出られた犬は自分の足でしっかり立って歩き、水をもらいました。これには驚かされます。半月ぶりの水分…ペロン、ペロン、と音を立てて飲みまくります。当然だ。
水なしで…
人間は水なしで1週間もたないと言われます。犬が乾燥に耐えて2週間以上生きのび、しかもまだ動ける状態で救助されたのは、驚くべきことですね。どんなに苦しかったか…。
もしかしたら、ある時点から発見されるまで仮死状態で生きのびたのでは?などと想像してしまう、驚異の救出劇をご覧ください。
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