水もなく数日間を耐えた犬
発見
フィリピンのタール火山が大規模噴火。
人々が避難する中、保護団体PETA は、取り残された犬を始めとする動物たちの保護活動を展開しました。
「ペドロ」はその中で発見・保護されました。
必死で食べ物や飲み水を探し回っているうちに、やぶに足を取られ、抜け出せなくなってもがいていたのです。
救出
鳴き声を聞きつけたPETAのメンバーが、林の中でツタに足を取られたペドロを発見し、救出しました。
疲れ切ったペドロは、抱えられて運ばれながらゆっくりと尻尾を振っています。
「ありがとう…嬉しい…」
保護
水を2リットル近く飲んだそうです!
病院へ
からまったツタをはずそうと蹴ったりもがいたりするうちに、ツタは逆に足にきつく巻き付いてしまったのでしょう。
血液の循環が阻害されて、その足先は壊疽を起こしてしまったそう。
検査のため、ボートで病院へ向かいます。
ペドロは、ボートの中でぐっすり眠り込みました。
足を投げ出して、この安心しきった表情!
その後
足の手術が必要かもしれません。最悪切断もあるのかも…。
でもこの災害を生き抜いたペドロは、きっと里親さんと巡り合えるような気がします。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)