犬を幸せにすることができる飼い主の特徴5選

犬を幸せにすることができる飼い主の特徴5選

犬を迎えたその日から、犬の生活の全ては飼い主に委ねられます。これはつまり、犬が幸せに生きていけるかどうかは、飼い主にかかっているということ。犬の飼い主は、責任重大なのです。愛犬を幸せにするために、犬を幸せにすることができる飼い主の特徴をぜひ知っておきましょう。

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飼い主は犬を幸せにしなくてはいけません

芝生の上でくつろぐジャック・ラッセル・テリア

犬を飼っている人、あるいは飼った経験のある人ならよくお分かりかと思いますが、犬は飼い主を幸せにしてくれます。2016年には、犬を飼っている人はほかの動物を飼っている人よりも、幸福度が高いという調査結果も発表されています。

飼い主も幸せにしてもらうだけではなく、犬を幸せにしなくてはいけません。犬を飼ったら、犬を幸せにする飼い主になる必要があるのです。

では、犬を幸せにする飼い主とはどのような飼い主なのでしょうか?今回は、犬を幸せにすることができる飼い主の特徴を5つご紹介します。

犬を幸せにすることができる飼い主の特徴は?

女性と遊ぶジャック・ラッセル・テリア

1.毎日犬と向き合う時間を作っている

家事や育児、仕事などで忙しい飼い主は多いでしょう。毎日忙しくて、犬には最低限のお世話をするだけで、ほとんどスキンシップやコミュニケーションを取っていないという飼い主もいるかもしれません。そういう飼い主は、犬を幸せにできません。

スキンシップ不足やコミュニケーション不足は、犬のストレスになるからです。どんなに忙しくても毎日犬と向き合う時間を作り、散歩や遊びやスキンシップで犬の心を満たしてあげられる飼い主であれば、犬を幸せにすることができます。

2.メリハリをつけて接している

犬を甘やかしすぎると、犬がワガママになったり、人間社会に適応できなくなったりする可能性があります。反対に厳しくしすぎると、犬のストレスになったり、飼い主を怖がって委縮してしまったりすることがあります。甘やかしすぎる飼い主も厳しくしすぎる飼い主も、犬を幸せにはできないのです。

では、どういう飼い主が犬を幸せにできるのでしょうか?それは、愛情を注ぎながらも、時には毅然とした態度でしつけをする飼い主、つまりメリハリをつけて犬に接する飼い主です。

犬はそういう飼い主に信頼を寄せ「飼い主さんがいれば大丈夫」と信じられるため、いつも安心して過ごすことができて幸せです。さらにしつけを通してさまざまなルールを学び、人間社会の中で幸せに暮らしていくこともできます。

3.犬の習性や本能を理解している

犬と人は別の生き物であり、犬には

  • テリトリー(縄張り)を守ろうとする
  • マーキングをする
  • 動くものを追う
  • 穴を掘る
  • においを嗅ぐ
  • ものをかじる

といった習性や本能があります。こうした犬の習性や本能を理解していない飼い主は、間違った飼い方をして犬を不幸にしてしまうかもしれません。でも理解している飼い主は、犬にとって快適な生活環境を用意したり、犬の欲求を満たしたりすることができ、犬の幸せに繋げられます。

4.気持ちを理解してあげられる

人は相手に気持ちを理解してもらえないと寂しい気持ちになったり、ストレスを感じたりしますよね。それは犬も同じです。犬の場合は言葉が話せないため、犬が示すボディ・ランゲージやカーミング・シグナル(犬がストレスや不安を感じたときに、自分や相手を落ち着かせるためにする仕草や行動)を、飼い主が正しく読み取ってあげる必要があります。

例えば、あくびはカーミング・シグナルのひとつです。犬があくびをしたときに、そのときの状況や犬の様子などから、眠いのではなくストレスや不安を感じているのだと気づき、何らかの対処をしてくれる飼い主なら犬は幸せです。

5.健康管理をしっかりしている

犬を幸せにすることができる飼い主には、犬の健康管理をしっかりしているという特徴もあります。ワクチン接種や予防薬の投与はもちろん、日々の健康チェック、定期的な健康診断など飼い主にできることを行っています。

飼い主のしっかりとした健康管理によって健康で長生きできることは、犬にとって幸せなことです。

まとめ

男性と見つめ合うラブラドール・レトリーバー

今回は、犬を幸せにすることができる飼い主の特徴をご紹介しました。ご紹介した5つの特徴を総合的に見ると、犬を幸せにすることができる飼い主とは「犬にとって本当の幸せとは何か」を理解している飼い主と言えます。

犬を飼ったら、飼い主には犬を幸せにする責任があります。「この子を絶対に幸せにする」という強い意志を持って、愛犬を幸せにする飼い主になりましょう。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    20代 男性 匿名

    暮らしになれていくと愛犬と向き合う時間も少なくなると思います。居るのが当たり前になるのでわざわざ向き合おうとはしなくなる。俺もそうです。居るのが当たり前になってるから向き合うことはほとんどなかった、昔はね。今は忙しくても10分だけでも全力で向き合ってます。5分でも10分だけでも全力で向き合えば良いのです。いくら長くても全力じゃなければ意味がありません。
    甘やかしたり厳しすぎると犬は不幸になります。過度は駄目生半可も駄目。信頼を寄せ全てを託せる飼い主が居ることが犬の幸福に繋がります。
    本能や習性を理解してなければ犬との暮らしを充実させることが出来ません。本能を満たし快適な住環境を提供する。飼い主の基本であり大切な役目です。
    気持ちを理解できない奴とは居たくないでしょう。信頼すらされません。
    健康管理は犬を長生きさせる手段のひとつです。「健康面なら獣医に任せりゃ良い」、日々の健康面を知らない獣医は何も出来ません。専属の獣医じゃあるまいし。日々の事柄を理解できないと対処どころか診察すら出来ません。日々の事柄を理解して正しい処置をするのです。つまり愛犬の健康を守るのは飼い主です。
    犬の幸せは人の価値観、個体によっては違います。ですが愛犬なら幸せに出来るはず。世界の中で何より愛犬のことを知っているのだから。しかし、おれも12年一緒に居ますが幸せかどうか知りたいです。俺はそう思っても相手がそう思わなければ意味がありません。俺は愛犬に最高の幸福を与えたい。飼い主としてでなく最高責任者として最新のバディとして!!
    匿名の投稿画像
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