酷暑の中で心を閉ざした小型犬をレスキュー、見違えるほど元気に!

酷暑の中で心を閉ざした小型犬をレスキュー、見違えるほど元気に!

ゴツゴツした岩に囲まれた小川の土手で発見された小型犬。怯えきっていたその犬が人間に心を開き、幸せなセカンドライフを手に入れるまでをご紹介します。

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心を閉ざし怯えていた小型犬が得た幸せなセカンドライフ

発見

南オーストラリア、アデレード北部の町でマルチーズミックスの「ピエール」は発見されました。

どのような経緯でそこにいたのかはわかっていませんが、ゴツゴツした岩に囲まれた小川の土手で助けを求めるかのように鳴いているところを犬の散歩をしていた人に発見されました。

通報を受けたRSPCAレスキュー・オフィサーのジョーさんがすぐに駆けつけました。しかし、ピエールはとても怯えておりジョーさんが近づくと逃げてしまいます。

隅っこに逃げ込んだピエールの近くに座ってしばらく様子を見ます。

犬用のおやつをあげながらだんだんと近づいて行き、ついに保護することができました。

固まって汚れた被毛と悪い健康状態

RSPCAに運ばれたピエールは獣医さんの診断を受けました。飼い主などの情報が入ったマイクロチップは入っておらず捨てられたのか逃げ出したのかはわかりません。長い間手入れがされていない被毛は汚れ固まり、その下の皮膚には植物の種子がたくさん刺さっていました。

被毛はすべて剃り、皮膚に刺さっていた種子は1つ1つ取り除かれました。

長い間屋外で暮らしていたのでしょうか、ピエールはとても痩せていました。そして前脚に、将来的に関節炎を起こす可能性がある先天性の奇形があることもわかりました。

前足が大きく曲がっています。

静かな環境が必要

身体的には回復してきたものの、RSPCAのシェルターでの生活はピエールにとって不安や恐怖を感じることがあるようです。そのため静かな環境での精神的なリハビリが必要でした。そこで一時預かりを申し出てくれたのが、Moving Paws Incという、何かしらのケアを必要とする小型犬の世話をする団体のリアンさんでした。

ついに心を開いたピエール

リアンさんのお家に来たばかりの頃、ピエールは裏庭の隅っこで寝ていました。

エサの時間さえも怯えて出てこないピエールを安心させるために、エサ入れをブランケットの中に入れたり、食べ物で列を作って徐々に家に近づいてくるようにしたりして慣らしました。

そして1週間後にはついに家の中でエサを食べるようになったのです。

リアンさんは「ピエールがソファにジャンプして隣に座ってくれた時には涙が出るほど嬉しかった」とおっしゃっています。

リアンさん宅には「ロキシー」という名前のマルチーズミックス犬がいます。2匹は大変仲良しで、ロキシーはピエールの ”セラピー・ドッグ” なのだとか。

そしてリアンさんは、心を開き愛情を示すことができるようになったピエールを手放すことができず、一時的ではなく永遠の家族として暮らすことにしたのです。

よかったね、ピエール!

まとめ

もうお腹が空くことも一人ぼっちで寂しいことも怯えることもなく安心して暮らせますね。保護当時は4kgしかなかった体重は今では7.3kgだそうですよ!ただ、体重が増えるのは喜ばしいことですが前脚の奇形のための厳しい食事療法が生涯続くそうです。

通報してくださった方や、静かな環境で愛情を注いでくださったリアンさんに感謝です。

保護の様子から現在の姿までこちらの動画でご覧ください。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:RSPCA SA

参考:https://www.rspcasa.org.au/pierre-guardian-angel-2018/
(サイトの記事や写真等の使用許可済みです)

RSPCA South Australia

▼ 公式サイトはこちら
https://www.rspcasa.org.au/

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