極悪非道のブリーダーを摘発
強制捜査で救われた犬たち
通報の経緯は明かされていませんが、警察と自治体があるブリーダーの敷地を強制捜査しました。RSPCAのインスペクターが立ち合い救い出された犬は50匹にも及びました。
敷地内では、ジャーマンシェパード、ウエストハイランドテリア、キングチャールズキャバリアスパニエル、ラブラドール、チベタンテリアなどの犬種に分けて飼育されていました。
多くの犬たちは、耳ダニを放置され二次感染症を引き起こしていました。
その分けられたエリアの中には、地下3メートルのバンカーも含まれていました。直径1メートルの蓋だけが地上に通じています。その暗闇の中に12匹の犬が閉じ込められていたのです。
犬たちは次々にバンカーから助け出されました。
悪質ブリーダーに下された判決
キャサリン・リサ・キングは、動物虐待の罪で有罪となり1万1千豪ドル (約76万円) の罰金とその他の費用として2万豪ドル (約150万円) の支払いを命じられました。さらに、5年間動物の10メートル以内に近づいてはならない ”接近禁止命令” が言い渡されました。
最後に
このような悪質なブリーダーばかりではありませんが、RSPCAでは子犬を購入する場合は責任を持ち、集めた情報をよく検討するように呼びかけています。
助けられた犬たちが、たくさんの愛情を受けながら太陽の下で元気に暮らしていることを願います。
レスキューの様子はこちらから。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA WA
RSPCA Western Australia
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