玄関先で震える迷い犬
通報
RSPCA 南オーストラリアに一本の通報が入りました。
通報者によると「玄関先に犬が迷い込んでいるのですが、怪我をしているのか毛がほとんど抜け落ちています。見るからに痛そうです。ひどく震えていて、このままだと死んでしまうかもしれませんので助けてあげて下さい。」とのことでした。
RSPCAのレスキュー担当者がすぐに迎えに行き、獣医の診察を受けました。
ひどい皮膚病
通報してくれた方が怪我だと思っていたのは、実はひどい皮膚病だったのです。
首も...
背中も...
皮膚病の悪化で全身に血が滲んでいます。
獣看護師のミミさんは、ガリガリに痩せて皮膚病でボロボロになった体を横たえるだけのハスキー犬を見て、「まるで生きるのをあきらめたかのように見えた。」と語っています。
ミミさんは犬舎を確認するたびに、この衰えたハスキー犬が助からず、もうそこにいないのではないかと心配でたまりませんでした。
そしてミミさんは家に連れ帰って24時間面倒を見ることに。
もう大丈夫!
ミミさんの献身的なお世話とリハビリの効果があってこんなに元気になりました!
そしてハスキー犬は「ヒーロー」と名付けられました。
さらにもう1ヶ月、里親さん募集に参加できるようになるまで一時的な里親さん宅に預けられました。
ヒーローは自信を取り戻し誇らしげなお顔!
永遠のお家が決まる
すっかり回復したヒーローは里親さん募集に参加できるまでに!
そしてついに永遠のお家が決まりました!
同じハスキー犬の「シャドウ」もいます。
人間の兄弟もできました!
まとめ
生きることをあきらめかけたヒーローに光を与えたみなさんに感謝です!幸せなセカンドライフを過ごせることでしょう。
ヒーローの回復の軌跡をぜひ動画でご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA South Australia
RSPCA South Australia
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