捨てられて、オドオド孤独に生きていた犬を保護。もう離さないで!

捨てられて、オドオド孤独に生きていた犬を保護。もう離さないで!

食べ物をもらいながら孤独に生きていた犬は、忍耐強く待つ保護団体のメンバーを前に、人に対するおそれを徐々に克服していきました。

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近づいても、いいのかなあ。

通報・発見

草野球場に捨てられた犬の保護依頼を受け、ロスアンジェルスの保護団体J.J. Woofin' Paws Rescue Agencyが向かいました。近くの会社の駐車場で数週間、従業員が水や食べ物を与えていたそうですが、おびえて人を寄せ付けなかったのです。

気温が37℃を超える酷暑が続き、その犬は車の下の日陰を求めて駐車場に現れるようになったようです。

保護団体が駆け付けた時は、犬は茂みの日陰にいましたが、人が近づくのを見て、そそくさと草野球場の中に逃げて行きました。

犬はどこかに隠れてしまって、全く見当たりません。食べ物でおびき寄せようとしても出てきません。

車で野球場の周囲を何度かゆっくり回ってから駐車場に戻ってみると、犬は再びそこにいました。

接近

フェンスの向こう側で様子をうかがっています。焦って捕獲しようとせず、犬が安心するまでじっくりと待つことにしました。

あ、ついに、犬がこちらに向かって歩いてきます。どうしようかなあ、というようにためらいつつ、こちらの様子をうかがっています。

そしてついに、尻尾を振りながら寄ってきて、手から直接食べ物を受け取りました!モグモグ…尻尾をブンブン振っています。ですがまだ、フェンス越し。犬に自主的にフェンスのすき間を抜けて、こちら側に来てもらわなければなりません。

そしてついに…。イェーイ!カメラの向きが90度回転していてしかも近すぎますが、リードをつけた犬のアップです。犬は、あぐらをかいて座った人のすぐ目の前に座っているようです。

腕を伸ばして自撮りしているので、見ていると自分が犬に接近しているような臨場感を味わえますよ。やせた犬は、カメラの人に甘えています。やっと安心できたんですね。

それから

もう離さないでね!と訴えるように、犬はカメラの人の胸に跳び込んでいきます。孤独だったんだね。このぬくもりを求めていたんだね。この子を「クレイマー」と名付けました。路上でたった1人、怖かった日々とさよならです。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:J.J. Woofin' Paws Rescue Agency

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