意識はあっても動けない
発見・救出
子犬の「ビリー」は、スペインで熱波による記録的な高温の中、ゴミのコンテナの中に捨てられていました。コンテナの内部は熱がこもり、その中でなかば「調理されていた」のです。
ビリーを発見した人は、異常に熱くなっているビリーに水をかけ、同時にその様子を動画に収めつつ、インターネット上で助けを求めました。保護団体LetsAdopt がそれにこたえて、ビリーを引き取り病院へ急行しました。
ケア
意識はありますが動けません。また同時に、下痢や嘔吐を引き起こすパルボウイルス感染も見つかりました。
救急病院から別の病院へ移りました。
足にまったく力が入りません。
様々な検査をします。鼻先をとがったもので軽く突いたり、体を斜めにしてみたり。刺激が伝達されているかどうか、神経系の検査だそうです。
レントゲン撮影もしました。複数の医師や看護師が懸命に、ビリーの命をつなぎとめる方法を探します。その結果…
回復
次第に治療の効果が表れてきました!座っていられるようになったのです。
立った!歩いた!
退院~新しい家族の元へ
ついに退院の日。迎えに来た団体代表を見て、喜びいさんで後足で立ち上がったビリー!
入院中にすでに里親さんが決まるという幸運に恵まれたビリーは、病院から直接、里親さん宅へ運ばれました。
ビリーは会った瞬間からためらいなく、里親さんの腕の中に飛び込みました。
家族になる
小さい子供と、先住のチワワと猫もいる家庭です。彼らと仲良くなれるのか、受け入れてくれるのか、気になりますね。
動画の後半では、家庭でのビリーの様子が報告されています。どうぞお見逃しなく!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Viktor Larkhill (LetsAdopt)