タールのものすごい粘着力につかまった
救助の一部始終
タールの池は、恐竜の骨格も保存状態よく出土し、太古の昔から「死の池」と言われています。一度はまったら、自力で脱出するのは困難です。
自然にできたタールの池のほかに、資源採掘などで地下深く掘ったために湧いてくる、人工的にできた池もあります。
どうしてはまってしまったか、すでにだらんと力なくタールの中に寝そべっている犬と、その犬を救助しようと奮闘する男性が撮影されています。
犬の頭もタールまみれで真っ黒。息があるのかもわかりません。左側の横腹だけ、かろうじて薄茶色の体毛が見えています。
男性は、てこの原理で犬の体を引き上げようとしますが、ベトベトのタールは体をがっちりホールドして頭が少し上下に動くばかりです。
もう1人男性が加勢して棒をしっかり握り、犬が窒息しないように棒の先で頭を持ち上げます。
最初の男性は思い切って上体を犬の方に傾け、両手で直接犬の後足をつかみました。
バランスを崩したら頭からタールに突っ込みそうな姿勢です。気を付けて!
今度は前足をつかんだ。犬の体が少しずつ、岸に近づいてきます。
あ、犬が頭を動かしました!生きてる!
引き上げる瞬間はきっと撮影者も手伝ったのでしょう。次の場面ではすでに、引き上げられた犬を手持ちの洗剤で洗っています。
手も真っ黒、大変な作業です。
全身をできるところまで洗い、石鹸の泡を残して、いったん休憩。犬の体力消耗は相当激しいはずです。
おなかは上下に動いていて、確かに呼吸しています。眠って少し元気になったら、また洗浄の続きですね。
その後
最後は、すっかりタールが落ちて体毛も乾いて、何よりうれしそうに足踏みする犬の様子にほっとします。
初めて顔もわかります。生還できてよかったねえ。タールの池にはもう近づかない!
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