炎天下の追いかけっこ、きつい!
通報・発見
ホームレスの人が複数の犬を飼っていましたが、ある日、1匹だけ残して人も他の犬と共にこつぜんと消えてしまいました。
取り残された犬は途方に暮れ、「家族」が戻ってくるのを待っているようです。この犬の保護依頼を受けた保護団体HOPE FOR PAWSがかけつけました。
追跡
1人が道路の向こう側にある門を閉めに走りましたが、犬はそれに気づいて、閉まる前にすり抜けて出て行ってしまいました。外には線路が走っていて、列車が通過すれば危険です。
犬を追って人もゼーハー息を切らして走っていきます。気温は38℃近く。犬も人も疲れ切ってしまいました。
犬はついに立ち止まり、こちらをうかがいます。フェンスの向こう側の黒い飼い犬が吠えています。追っているのはフェンスの前に立つ白っぽい方ですね。
犬はまた歩き出しますが、もうお疲れで、木陰に身を寄せました。
「お座り。座って、お願い」
保護
「お座り」のコマンドを知っていたのか、偶然か、犬は座ってくれました。ワイヤリードを持って用心しながら少しずつ近づきます。
リードの輪っかの部分で体にやさしく触れ、そしてゆっくり首に輪を通しました。よし!
急接近。うん、もう大丈夫でしょう。「ガーフィールド」と名前をつけ、素手でなでることができました。
でも「歩きたくなーい!」と暴れるガーフィールド。抱き上げようとすると「抱かれたくなーい!」
結局、ケージを引きずって持ってきてガーフィールドを入れました。「ほら、タクシーサービスだよ!」笑
車に運んで、水を飲ませて、いざ病院へ。
ケア
シャワーです。大人しいね、ガーフィールド。
子猫と一緒に腕に抱かれるガーフィールド。
それから
とてもおびえているガーフィールドには、心を開く練習が必要です。協力団体がトレーニングしてくれることになりました。
施設では、おもちゃを追いかけるのが大好きという一面も発見。遊びながら、ガーフィールドの縮こまった心は開いていきました。
オーバーウェイト気味なのも、適切な量を食べ、走り回って遊ぶうちに適正体重になるんじゃないでしょうか。
「グッボーイ、バディ!(いい子だね!)」
海岸のさわやかな海風も感じられる動画です。どうぞ。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org
▼▼ Facebookページもあります ▼▼
https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia