茂みから引っ張り出すのはひと苦労
通報・発見
線路わきに住みついた犬の保護依頼を受けて、ロスアンジェルスの保護団体HOPE FOR PAWS が現場にかけつけたのは、すでに日暮れ時でした。
線路から2、3mの茂みに寄り添うように小型犬が座っていました。貨物列車がゆっくりと横を通り過ぎます。
隠れる犬
食べ物を投げながら接近しますが、食べ物にはあまり興味を示さず、立ち上がってツタの茂みの中に隠れます。そしてどんどん奥へ入って行き、見えなくなってしまいました。
ツタの茎や根がギチギチにからまった茂みの中に、すっぽり隠れている犬の古い首輪を指にひっかけて外に引きずり出そうとします。でも犬はそっぽを向いて抵抗し出てきません。
犬の頭が見え始めると、血を吸ってふくれ上がったダニが無数にこびりついているのがわかりました。
2人がかりでついに犬を抱き上げて外に出し、ひざに乗せることができました。顔まわりに食らいつくダニ。見ているだけでかゆくなりそうです!
「全部取るのに何時間もかかるね。」
とにかく疲れ果てていた犬は、車の中で眠り込んだのか、ただボーッとしているのか。
ケア
病院に到着して、この犬に「ティックタック」と名前をつけました。
ダニの除去作業は、予想通り数時間かかったそうです。ティックタックはされるがままに大人しくしていました。
そしてシャワーです。
すっかりリラックスしたティックタック。
「こんな生活も悪くないね」
それから
ワクチン接種なども終えて、ティックタックはさっそく里親さんに出会いました!スピード感がすごい。
おとなしい先住の小型犬も、新参のティックタックを受け入れてくれたよう。庭に出ると思い切り走り回ります!
保護犬のみんな、ティックタックに続け~!私たちも応援しましょう。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
Hope for Paws
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