医師一家に置いて行かれた犬は、家屋取り壊し後も留まり待ち続けた

医師一家に置いて行かれた犬は、家屋取り壊し後も留まり待ち続けた

半年以上前、家を出ていった医師の一家に置き去りにされたピットブルは、家屋が取り壊された後も、犬を心配する近所の人々に支えられて、その場にとどまっていました。

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孤独を耐えた犬

通報・発見

捨てられたピットブルについての連絡で、保護団体HOPE FOR PAWSがその場所に到着しました。柵で囲った何もない広場です。

近づくと、犬はあいさつするように軽く吠え、トトト、と近づいてきました。フレンドリーな子のようで安心です。

柵の間から食べ物を差し出すと、においを嗅いで食べましたが、さほど空腹ではない様子。

近所の人に食べ物をもらっているのでしょう。赤い首輪が悲しいです。

ふと、思いました。こうして食べ物を受け取ってくれるということは、悪意を持った人からも毒入り団子をもらって飲み込んでしまうということですよね…。だからこそ、犬たちを「のら」という状態に置いてはいけないということですね。

まだ少し緊張しているこの子、食べ物を受け取ってもその場で食べず、いったん離れてモグモグ。でも呼ぶとまた来てくれます。かわいいなあ。素手で鼻先に触れることもできました。

本日の保護活動の相棒を待っている間に、こうして犬と信頼関係を作っておきましょう。だんだんと、目の前でもムシャムシャと食べるようになりました。

相棒が到着する頃には、こうして目の前で伸びをするほどリラックス!

到着した相棒の女性は、この犬の背景の情報を電話で聞いていました。

半年以上前、ここに建っていた家には医師の一家が住んでいて、出て行った際に、犬を置き去りにしたようです。

どんな事情があったにせよ、助けも求めずにただ犬を置いて行くのは許されない行為です。医師ならばきっと顔も広かったでしょうに…。

寒い冬をどうやって過ごしたのでしょうか。近所の人たちが、毛布やら用意してあげたのかな…。

犬を「メイプル」と名付けました。新しい名前で、新しい暮らしを始めようね!

門扉を開けて、敷地に入ります。メイプルはとても嬉しそう、ピョコン、ピョコン、と跳ねてます。そして、団体リーダーに寄り添うように座りました。食べ物よりも、人との触れ合いに飢えていたのですね…。

すぐに布リードを装着しました。メイプルはもちろん、リードの意味も知っているはず。

散歩!どこに行く?嬉しいな!メイプルは、初めて尻尾を大きく振りました。楽しかった記憶がよみがえったのかも…。泣

メイプルを知っている近所の人が通りかかり、心配して声をかけてくれました。保健所で殺処分!?なんて、よぎったのかもしれませんね。ありがとう、大丈夫です!メイプルはこれから、幸せになるんです!

ケア

病院でもメイプルは上機嫌!ふざけてます。笑

シャワーも難なくこなして

それから

ポジティブな性格のメイプルは、一時預かり施設で仲間の犬と一緒に元気に暮らします。久しぶりに会いにきた保護団体の女性を大歓迎!

長くつらい時間を乗り越えて、メイプルは今、落ち着いた暮らしの中で素敵な里親さんとの出会いを待っています。

捨てないで。相談して。それがこの動画のメッセージです。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
 掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel

Hope for Paws

▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org

▼▼ Facebookページもあります ▼▼
https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia

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