孤独と退屈は拷問と同じ
ネグレクト
「ミンゴ」は犬小屋が置かれフェンスに囲まれた小さなスペースに年がら年中、隔離され放置されていました。仲間もいません。することもありません。もちろん愛情も与えられません。ただ、そこに生かされていました。
差し伸べた手
動物愛護団体PETAの職員やボランティアは、ミンゴの存在を知ってからというもの、何年も彼女の元に通いました。
真夏にも時々水がなく、ミンゴはのどがカラカラの状態で放置されていました。PETAが水をあげると、必死に飲んだのです。
PETAは行くたびにミンゴの相手をし、食料や水を差し入れ、時間の許す限り散歩に連れ出すなど懸命に世話をしました。
それと同時に、かたくなな飼い主にミンゴの所有権を受け渡すように説得を続けました。
それは何年も継続し、所有者はついに、ミンゴの引き渡しに同意したのです。
手が届いた
長い時間がかかりましたが、ミンゴはついにネグレクトから解放されました!
ミンゴの里親さんに名乗り出たのは、努力を続けたPETAの関係者でした。
おうちの先住犬ともすっかり気を許す関係のようです。
新しい暮らし
ミンゴはもうシニアの年齢で、健康上の問題もあるようですが、それでもまだまだ元気。先住犬さんと一緒に走り回ったり、新しい環境を探索したり、これまでできなかったことを一から試しているみたい。
2分足らずの動画の後半は、そんなミンゴのとってもかわいく素敵な姿を見ることができますよ。
「幸せになるのに遅すぎることはない(It’s never too late to be happy.)」のメッセージがすとんと入ってきて、よかったねえ、と思える動画を是非どうぞ!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)