興奮して攻撃的な犬たち
通報・発見
これまでもわんちゃんホンポで多くのHOPE FOR PAWSのレスキュー動画を紹介していますが、今回はまた、ひと昔前の動画をご紹介します。
団体リーダーのエルダッドさんがまだ1人で撮影しながら保護活動をしていた頃。しかも夜の保護活動で、冒頭から、懐中電灯の明りの中に警戒して吠える黒犬と白犬。緊迫感あふれる動画です。
不穏な空気
どんどん前進すると犬たちは吠えながら後退していきます。飼い犬たち(?)が興奮して吠え、中には他の犬を咬む犬も。みんな、落ち着いて~!
白い犬がサッと走り抜けました。
保護
と、ここで再び車で道路を走っている画面に切り替わります。どうやら、周りにいる犬たちは飼い犬なのですが、番犬として使われているのか、攻撃的にふるまいます。そこで、食べ物を買って出直してきました。
保護対象の子を見つけました。今度は犬の吠え声が全くありません。みんな家の中に入れられたのかな?
犬はあきらめたのか、体が痛むのか、隠れている車とフェンスのすき間から逃げません。さっきは他の犬の興奮に巻き込まれて、何だかあわてて逃げていただけなのかも。
金属棒の先のワイヤループが首にかかるのを、緊張しながらも受け入れてくれました。
再び隣の犬が1匹、吠え始めましたが、この子は落ち着いています。用心しながら素手を伸ばして、触れるかどうか試します。
「咬まないでね。」
やさしく話しかける人の顔をじっと見つめる犬のまっすぐな視線が愛らしい。そして頭をなでる手を受け入れてくれました。
おや、左の肩のあたり、ケガしてる?咬まれたのかな!?あ、さっきのけんかで攻撃された!?
しぶる犬をなで、やさしくうながして、やっと歩いてくれました。かわいいなあ。
ついに車に乗せることができました。犬は落ち着いて助手席にきちんと座っていますが、やはり、肩をほかの犬に咬まれて流血していました。夜間の救急診療に向かいます。
犬はエルダッドさんをすっかり信頼して、甘えてくれるようになりました。運転しづらいけれど、嬉しいですね。
ケア
病院に到着し、これから診療というところです。
真相
「エース」と名付けたこの子は、最初は「車にはねられた犬」としての保護依頼があったのです。その上、他の犬にかまれてさらにケガを負ってしまったのでした。
この後、エースはきちんと治療を受けられるの?ケガの状態はどうなの?感染症とか、大丈夫?
ここで動画が終わってしまうので、不安です。元気になるといいけれど…。
続きが…!
大丈夫でした、続きの動画がありました。動画中の説明はただ、これだけ:エースとルーシーは、ほんの数時間前にここで出会ったばかりです。
何も説明はいらない。ただ、見ればいい。
エースが気になる方には、さらにもう1本、エースとルーシーとアリー、朝ごはん前!エースはこの15時間前に手術室から出てきました。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws - Official Rescue Channel
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